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テーマ:塾の先生のページ(8486)
カテゴリ:思想
就職活動が始まると、多くの大学生が「自分の好きなことは何だろう?」と自問自答し始めます。
自分の“やりたいこと”を軸に仕事を探すのは、間違いではありません。けれど、僕はあえて、少し違う視点からアドバイスを送りたいと思います。 それは、「好きなこと」より「好きな人」で仕事を選ぶという考え方です。 もちろんこれは僕の個人的な持論ですが、就職先を選ぶとき、その会社に尊敬できる人がいるか、信頼できる仲間と働けそうかどうかを重視してみてほしい。 なぜなら、僕自身がこれまでの経験の中で、「この人たちとなら頑張れる」「この人たちと一緒に働きたい」と思えた時、気づいたらその仕事が“好きなこと”になっていたからです。 「人」から始まる「好き」は、強い。 たとえば学生時代、最初は興味がなかった部活動でも、仲間や先輩が好きで通い続けた結果、気づけばその活動自体に夢中になっていた、という経験はありませんか? あれと同じです。 「好きなことがあるから人が集まる」のではなく、 「好きな人がいるから好きなことになる」――この逆転の発想こそ、長く、深く、ひとつのことに関わっていける本質的な力だと僕は思います。 好きな人たちと過ごす時間は、濃くて強い。 僕は今、ある学びの場で日々活動しています。 その場が長く続いているのも、成果を出し続けられているのも、突き詰めれば理由は一つ。 「好きな人たちと、尊敬できる仲間たちと、日々を共有しているから」です。 この人の話をもっと聞きたい。 この人と一緒にいると、自分も成長できる。 だから、時にはぶつかり合ってでも本音で語り合う。 遠慮しないからこそ、激論にもなる。でもそれは、互いを大切に思っているからこそ生まれる関係性です。 僕は、尊敬していない人とは、本気の議論を交わしません。 交わす必要も感じない。 でも、尊敬できる人とは、真剣にぶつかる価値があります。 そんな相手がいるから、自分も磨かれる。 好きな人がいれば、どんな仕事も意味を持ち始める。 「やりたいことがわからない」という相談をよく受けます。 でも実は、“やりたいこと”は後から育つものです。 大切なのは、その種が育つ土壌――つまり、「人」です。 環境と人間関係こそが、やりがいの芽を育てる肥料なのです。 最後に、これから社会に出ていくみなさんへ。 もしかすると、今、やりたいことが明確じゃないと焦っているかもしれません。 でも大丈夫。やりたいことは、誰かと一緒に生きる中で、きっと見つかります。 だからこそ、就活ではこんな問いを自分に投げかけてみてください。 この人たちと、朝から晩まで一緒に過ごせるだろうか? 自分が困ったとき、相談できる先輩がいるだろうか? 尊敬できる人に、ここで出会えるだろうか? その答えが「YES」なら、その会社は、きっとあなたにとって特別な場所になるはずです。 仕事は“人と人”の関係の中で育つもの。 だからこそ、「好きな人たちと働く」という選択は、あなたの未来を豊かにする大切な指針になると思います。 あなたの一歩が、素敵な出会いに繋がりますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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