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カテゴリ:5期_2013-14
「かっこいい」という言葉は、どこか外見的なものに使われがちです。
モデルのように整った顔立ちや、颯爽と走るアスリート。 華やかな舞台で光を浴びながら楽器を奏でる演奏者。 私たちはつい、「見た目」や「結果」に目を奪われます。 けれど私は、そういった表面的なこと以上に、 人がひたむきに努力する姿こそが、 何よりもかっこいいと思うのです。 スポーツや音楽といった「わかりやすい努力」はもちろん素晴らしい。 でもそれと同じように、 黙々と机に向かい、自分と向き合いながら勉強に取り組む姿も、 本当にかっこいいと私は思います。 成績が急に上がったとか、難関校に合格したとか、 そんな“わかりやすい成果”がなくても構わないんです。 自分の弱さに気づきながらも、それを乗り越えようとする。 昨日よりも少しだけ多くのことを覚えようとする。 眠たい目をこすりながらも、ノートに向かう。 そうした姿には、人の“生きる力”が宿っていて、 私にはまぶしく見えるのです。 だから私は、勉強に取り組む生徒たちに、 「かっこいいね」と、心から伝えたくなります。 何かに真剣になること。 うまくいかなくてもあきらめないこと。 そこに、目には見えない美しさがあると私は信じています。 それはまるで、誰にも知られず朝早くから咲く一輪の花のよう。 派手さはないけれど、静かに、確かに、心を打つ存在です。 今、教室にはそんな“かっこいい塾生たち”が集まっています。 定期テスト前という大事な時期。 誰かに言われたからではなく、自分の意思で勉強に向かう子どもたちの姿が、 今日も私に勇気をくれています。 「かっこよさ」の定義は、人それぞれかもしれません。 でも私はこれからも、こういう姿に、 「本当のかっこよさ」を見出していきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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