マイスクール慶應修学舎の記憶

2013/11/17(日)10:59

講師育成

講師向けコラム(42)

   子どもたちに与える安心感がある先生とそうでない先生の違いを  ずっと分析をしてきてもう10数年となりますが  先月、これだ!と思えるものを言葉化ができました。  これを、新人の先生に、アドバイスすると一気に  安心感を与えられる授業となりました。  つまり、俗に言われるわかりやすい授業ができるいい先生になれたのです。  これまでは、わかりやすいいい授業をされる先生は、    無意識のレベルにおいて  たとえば、笑顔である。白い歯がのぞいている。  たとえば、先生自身が授業を楽しんでいる。  たとえば、塾生の呼吸に合わせた口調にする。  たとえば、される問題を塾生に合わせて取捨選択する。  たとえば、させる問題に意味づけをしている。  たとえば、”間”が絶妙である。意識している。  たとえば、授業の構成において、演習○割、解説○割の構成である。                            などなど  そういうことを兼ね備えていることが必要条件であると思っていました。  そういうことを必要最低限のこととして、列挙しマニュアル化していました。  今回、うまく言葉化できたことは、これまでの条件の中で  もっとも大切なことになりました。    10数年いつも考え、  現場に自ら入って、または、僕たちの先生や、  さまざまな全国の先生の授業をみてきて、  やっと究極の答えを見つけたと思っています。  例外なく、いい授業といわれる先生たちが無意識のレベルで  授業の中で行っていることでした。    

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