2014/09/09(火)23:19
夏の総括(2)
夏の総括(2)
夏の総括(1)はこちら→夏の総括(1)
個別指導について書きます。
とりわけ、ハイライトは、テストマラソンです。
実力テストでは、測れない弱点を、一人ひとり夏休み前に測定します。
内容は、福岡県入試問題改題及び同等のレベルの問題を
単元別教科別にテストを行うということです。
全ての単元から1単元5題以上を全て1日で解きます。
ある塾生2名の結果の抜粋
これまで勉強が得意でなかった子のばあい、得点率からすれば、
夏の前と夏の後、合格できる高校が2ランク以上上がる子がほとんどです。
1回目の結果が黄色のマーカーです。
夏休みでは、弱かった教科を相対的に授業数を増やし(授業数を増やしても、料金は変わらず)、
各教科弱点の単元のうち、比較的理解しやすい単元からカリキュラムを組み、
授業を組んでいきます。
夏の終わりには、2回目を行い、1回目とは違う問題だけれど、同等のレベル問題を解きます。
その結果が青のマーカーです。
出題例 (1)
1回目 老中水野忠邦を中心に行われた江戸幕府の政治改革で、物価引き下げを図り,
人返しの法,株仲間の解散,上知令などを発した改革を何というか。
(答え)天保の改革
2回目 江戸幕府の政治改革で、物価引き下げを図り,人返しの法,株仲間の解散,
上知令などを発した天保の改革は、だれが行ったか。
(答え)水野忠邦
出題例 (2)図は、略。
1回目 光合成に光が必要であることを確認するには、
A~Dのどれとどれを比較すれば良いか。
2回目 光合成に葉緑体が必要であることを確認するには、
A~Dのどれとどれを比較すれば良いか。
上記のように、 同じ単元だけれど、問われた方や違う角度からの問題を並べることで、
本当の理解度を測ることができます。
悲観的に計画し、楽観的に実行する。
夏休みは、毎日、集団+個別+その日の宿題をする! 3セットで頑張ってくれました。
自習も黙々、勉強に励むことができています。
今回、お見せできるのは、ここまでです。
秘密にするまでもないのかもしれないものが、あと学習塾(授業の進め方)として
特徴的なことが3つあるのですがまたの機会にしたいと思います。
(追記)中1.2生の入塾が続いています。例年比の2倍近いです。
早い段階で定員に達するかもしれません。
中1.2生も頑張り屋さんが多い学年となっています。
笑って楽しいとは違う、楽しさを勉強で味わってみたい人は、
ぜひ入塾をお待ちしています。
(さいごに)
以前にも、書きましたが、もはや僕たちは、学習塾だけをやっているのではないと思っています。
学習塾としての役割を期待以上に果たし、それでいて別の役割も果たす。
そういう気概で、1日1日、コトにあたりました。