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テーマ:塾の先生のページ(8441)
カテゴリ:講師向けコラム
「この学び舎の面接は、圧迫だよね。」
今や、在籍してくれている多くの講師たちがそう口を揃える。けれど、僕自身はそうは思っていない。むしろ、それが“当たり前”になってしまっているからこそ、僕たちはあの空間を、安心して生徒に開ける場所にできているのではないかと思っている。 もちろん、形式的には“厳しい”のかもしれない。面接の場で僕たちは、応募者が「教えられる」と主張する3つ以上の教科に対し、問いを重ねる。その根拠は何か、具体的な方法はどうか、その教科で生徒にどう向き合うのか…。丁寧に掘り下げていく。すると、中には「やっぱり1つも教えられないかもしれない」と、自ら辞退する人もいる。 ここで浮かび上がってくるのは、「自分ができること」と「人に教えること」との間にある、意外に深い隔たりだ。そしてさらに、「私ができること」と「僕たちが求める“できる”の定義」との間にあるギャップ。そこを乗り越えてくれる人に、僕たちは来てほしい。 清潔感に関しても同じだ。「自分は清潔です!」と断言する人ほど、僕たちの感覚する“清潔”とはズレていたりする。不思議なことに、「清潔に心がけているつもりです」と、控えめに語る人の方が、実際にその空気をまとっていたりする。おそらく、自己認識と他者の評価のズレを理解し、それに対して丁寧に自分を律している人には、自然と清潔感や落ち着きが宿るのだと思う。 僕たちが大切にしているのは、スキルや肩書きだけじゃない。素直さ、謙虚さ、柔軟さ、責任感、誠実さ、共感力、そして空気を読む力。少なくとも七つの“軸”において、バランスよく自分を保てる人。そういう人こそが、生徒や保護者の信頼を得て、真にこの場で力を発揮できる。 「そんなに細かく見ていたら、なかなか人が来ないよ」と、時に言われる。でも、僕たちは服選びと同じだと思っている。どんなに素敵なデザインでも、どんなに周りに薦められても、サイズが合わなければ、その服は結局、着こなせない。無理をして着たところで、どこかに負担がかかる。だったら、最初から慎重に選ぶ方がいい。長く気持ちよく、共に過ごせるように。 面接は、試すための場ではない。僕たちと応募者が、お互いを丁寧に見つめ合うための場だ。その先に、「ここで働きたい」「この場所に貢献したい」と本気で思える人が残ってくれるのなら、たとえ“圧迫”と言われようと、僕たちはそのフィルターを通してしか出会えない人の存在を、大切にしたい。 そんな人とともに、これからも心地よい学び舎をつくっていきたいと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.04.26 16:11:22
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