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テーマ:塾の先生のページ(8210)
カテゴリ:経営論
良きリーダーとは、決して常に確信を持って突き進む存在ではない。むしろ、自身の中に渦巻くさまざまな価値観、感情、そして未来への不安と丁寧に向き合い、誰にも見えない場所で何度も問い直し、葛藤し、沈黙の中で自問自答を重ねている存在なのかもしれない。
けれども、そうした「内面の対話」は外からは決して見えず、また語られることもない。周囲の目には、迷いのない決断や大胆な行動だけが映り、それゆえにリーダーは「楽観的」あるいは「自信に満ちた人物」とすら思われることもあるだろう。 だが、その実行力の裏には、静かに、そして誠実に重ねられた思考の積み重ねがある。自分の選択に責任を持つ覚悟、誰かの希望になろうとする意志。そうした見えない対話こそが、リーダーをリーダーたらしめている。 本当のリーダーシップとは、迷わないことではない。むしろ、迷いながらも歩みを止めず、誰よりも深く悩み抜いたうえで、それでも一歩を踏み出す力なのだ。そうして下された決断には、誰かの声が確かに宿っていて、だからこそ人はその背中に信頼を寄せるのだろう。 高校生 大学入試小論文・面接「リーダーシップを問われた時に考えるべき4つのポイント」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.04.06 10:31:59
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