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テーマ:中学生ママの日記(17898)
カテゴリ:思想
思い通りにならないことばかりだ。
やろうと思ったことができず、頑張っても結果がついてこない。努力は空回りし、人の期待にも、自分の理想にも届かない。そんな現実が、まるで意地悪のように、何度も何度も繰り返される。 人生には、そういう時期がある。 もがけばもがくほど深みにはまり、出口の見えないトンネルの中に置き去りにされたような、あの重苦しい時間。焦り、苛立ち、そして時に、自分を責めたくなる。 でも、ふと思う。 そんな思い通りにいかない日々の中で、実は少しずつ、確かに育てられている自分がいるのではないかと。 うまくいかないからこそ、自分の弱さと向き合わざるを得なくなる。 他人の親切や励ましが、胸にしみるようになる。 何でもなく見えていた「普通の人たち」が、実はどれほど努力して立っているのかに気づかされる。 そして、自分もまた、誰かにとっての「支え」になりたいと願うようになる。 そうして少しずつ、人は優しくなれる。 思い通りにいかないことで、人間の器が広がっていく。 強さとは、成功を積み上げることではなく、失敗に折れず、他人に学びながら、自分を更新し続ける力のことなのかもしれない。 うまくいかない現実は、できれば避けたいし、できれば早く抜け出したい。けれど、そのもどかしい日々こそが、確かに私たちを人として成長させている。 人生は、まっすぐではない。 でも、その曲がりくねった道の先で、ふと振り返ったときに、「あの時間があってよかった」と思える日がきっと来る。 だから、今日もうまくいかないなと思ったとしても、その不器用な日々を、どうか大切に歩んでいきたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.04.09 16:24:57
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