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テーマ:中学生ママの日記(17898)
カテゴリ:経営論
「誰にでもできる仕事」に宿る、ただ一つの輝き
新社会人としての第一歩。それは、想像していたような華やかな舞台ではないかもしれません。 塾に入れば授業ではなくコピーや製本、過去問の整理。 美容室に入ればスタイリングではなく床掃きやタオルの洗濯。 厨房に立っても、包丁を握る前に任されるのは皿洗いや鍋磨き。 「こんなことのために、ここに来たんじゃない」 そう思ってしまうのは、きっとあなただけではありません。 けれど、考えてみてほしいのです。 なぜ、誰にでもできる仕事が新入社員に与えられるのか。 それは、あなたがまだ「何をできる人か、わからないから」に他なりません。 技術も知識も、最初からあるわけではありません。 では、何を見て、上司や先輩たちはあなたを評価するのか。 それは、あなたの「心の姿勢」です。 どんなに地味で、誰にでもできる仕事だとしても、 それを「誰にもできないレベル」にまで磨き上げる人がいます。 コピーの一枚、タオルのたたみ方、床の一拭きにまで心を込め、妥協せず、工夫を重ねる。 その一つ一つの所作が、まるで作品のように輝いている。 そういう人を、私は「一流」と呼びたい。 一流の人は、特別な技術があるから一流なのではありません。 どんな仕事にも「意味」を見出し、「誇り」を持ち、「情熱」を注ぐことができる。 それこそが、長い目で見たときに技術よりも深い「人間的な魅力」を育てるのです。 あなたが真剣に取り組んだ床掃きを見て、 あなたが丁寧に磨いた鍋の光り方を見て、 あなたという「人」を見抜ける人は、必ずどこかにいます。 それが、次の扉を開くきっかけになります。 焦る必要はありません。 むしろ、焦って近道ばかりを探す人ほど、本質を見失いやすいのです。 もし、あなたが「こんな仕事、自分じゃなくてもできる」と思ったときには、 「この仕事を、誰にも真似できないくらいに極めたらどうなるだろう?」 と問いかけてみてください。 その問いは、あなたをただの新人から、「唯一無二の存在」へと導いてくれるでしょう。 そして、そんな姿勢が育てる「心」こそが、あなたを誰も届かない場所へと押し上げてくれるのです。 さあ、今日からまた、一歩ずつ。 目の前の仕事に、あなたの魂を吹き込んでください。 それこそが、誰にも奪えない、あなた自身の成長の物語になるのです。 頑張れ、新社会人。 あなたの未来は、あなたの「心の在り方」次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.04.12 10:25:06
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