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福岡市個別指導塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

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2025.04.14
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カテゴリ:思想
夢のない君へ、優しい手紙

夢があることは、たしかに素晴らしい。
将来なりたい自分の姿があって、そのために努力を重ねていく毎日。
目標があるからこそ頑張れるし、道に迷ったときも、戻る場所がある。
そんな姿は、誰の目にも美しく映るものです。

でも、夢がないということだって、実は同じくらい素晴らしいことだと私は思います。
「将来どうしたいの?」「夢はあるの?」
そんな言葉が飛び交うなかで、答えられない自分を責めたことがある人もいるかもしれません。
けれど、それは恥ずかしいことでも、間違っていることでもありません。

夢がないというのは、まだ出会っていないだけ。
まだ心が揺れる瞬間に、出会えていないだけなのです。
それならば、まずは今を大切にしてみてほしい。


たとえば、今日すれ違った誰かに「おはよう」と声をかけてみる。
友達の話を、少しだけいつもより丁寧に聞いてみる。
家族に「ありがとう」と言ってみる。
そんなちいさな一歩が、目の前の人をふっと笑顔にするかもしれません。

夢って、空の彼方にあるものだと思われがちだけど、
実は足もとに咲く、小さな花のようなものかもしれません。
一歩一歩、踏みしめながら歩くその道の途中で、
ふと目を向けたときに「これが好きかも」と思える瞬間。
「もっと知りたい」「もっとやってみたい」と思える瞬間。
それが、夢の芽かもしれません。

だから、焦らなくていいのです。
夢を見つけるために急がなくても、今という時間はけっして無駄にはなりません。
むしろ、「まだ夢がない」その自由さが、
誰かの笑顔を生み出す、いちばんの力になることだってあるのです。

あなたが今日、誰かを幸せにしようとしたその気持ちは、
あなた自身の未来を、少しずつ明るく照らしてくれます。
そして、気づかぬうちに、あなたの心にふわりと宿る夢に
出会える日がきっとやってくるでしょう。

夢があっても、なくてもいい。
あなたが、あなたらしく生きていることが、もう十分に素敵なことだから。






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Last updated  2025.04.14 17:19:07
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