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福岡市個別指導塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

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2025.05.18
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カテゴリ:思想
ふだん見ているものを、ちょっとだけ逆さから見てみる。
それだけで、不思議なくらい世界が違って見えることがあります。

たとえば、何気なく通っている通学路。
ある日、いつもと逆方向から歩いてみたら、
気づかなかった小さな花壇に目が留まったり、
「こんなところにカフェがあったんだ」と驚いたり。

世界は変わっていないのに、
自分の見方が変わるだけで、
新しい発見や感動が生まれるんです。

これは、人との関係でも同じかもしれません。

「どうしてこんなことを言うんだろう」
「なんであの人はああいう態度なんだろう」

そんなふうにモヤモヤしてしまうとき、
ちょっとだけ相手の立場になって考えてみる。
もしかしたら、その人なりの不安や悩み、
伝えきれない気持ちがあるのかもしれません。

私たちはつい、自分の視点からしか物事を見られなくなってしまいます。
でも、ほんの少しだけ見方を変える勇気を持つことで、
誤解やすれ違いが解けて、心がふっと軽くなることもあるのです。

視点を変えるということは、
「正しさ」を手放す勇気でもあります。
自分が見ている世界だけが、全てではないと認めること。
それは決して負けることではなく、
むしろ、優しさの始まりなのだと思います。

だからこそ、
“逆さから見てみる” “違う立場で考えてみる”ということを、
日々の中で、少しだけ意識してみたい。

同じ景色が違って見えるように、
同じ出来事も、同じ人も、
違う色に見えてくるかもしれません。

それはきっと、
世界をもっとやわらかく、あたたかくする力になります。





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Last updated  2025.05.21 21:39:33
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