全て
| 偉人論
| 講師向けコラム
| 思想
| 日常
| 授業論
| 05-06HL
| 06-07HL
| 07-08HL
| 経営論
| 08-09HL
| 1期_2009-10
| 2期_2010-11
| 3期_2011-12
| 4期_2012-13
| 5期_2013-14
| 6期_2014-15
| 子育て論
| 教育論
| 政治経済論
| 勉強論
| 人生論
| 挑戦論
テーマ:高校生ママの日記(9547)
カテゴリ:思想
社会に出てから、ふとこんな疑問が浮かぶことはありませんか?
「どうしてあの人が、こんなに成果を出せるんだろう?」 学生時代、成績優秀だったあの子が、今はどこかくすぶっていたり。 反対に、目立たなかった同級生が、自分の道を見つけてイキイキと働いていたり。 そう、不思議なことに――社会に出てから成し遂げることは、能力差では決まらないのです。 ◆ たしかに、能力が高い人はいます。要領のよさ、地頭のよさ、生まれ持った才能。それらは確かに魅力的だし、時に人をうらやましく思わせます。 でも、現実はもっとシンプルで、もっと公平です。 どんな人生を築いていくかは、「習慣」と「性格」によって決まる。 どんなふうに時間を使っているか。 どんな習慣を日々積み重ねているか。 夜、家に帰ってまず手に取るのは何か。 朝、最初にする行動はなんだろう。 そのひとつひとつが、未来を少しずつ形づくっていきます。 「やらなきゃ」と思っているのに、気づけばスマホを見ている。 「今日こそは」と意気込んだのに、また先延ばししてしまった。 …そんな自分に、つい自己嫌悪してしまうこともあるかもしれません。 けれど、厳しいことを言うようですが、悪い習慣のまま良い成果を手にした人はいません。 成功とは偶然ではなく、日々の小さな選択と行動の積み重ねです。 ◆ それでも、習慣だけを整えても、うまくいかないことがあります。 なぜなら、性格――つまり「物事の捉え方」や「気持ちの持ち方」も大きな鍵だからです。 どんなに努力していても、「自分なんてダメだ」と思い込んでいたら、チャンスが来ても手を伸ばせません。 うまくいかないことが起きたときに、「もうダメだ」と投げ出すのか、「まだやれる」と信じるのか。 同じ出来事が起きても、どう受け取るかで未来はまったく違う景色になるのです。 ◆ ここで大切なのは、能力や才能は変えられなくても、「習慣」と「性格」は自分の意思で変えられるということ。 ほんの少しでいいんです。 「朝5分早く起きて、本を1ページ読む」 「スマホを手に取る前に、深呼吸して今日やることを思い出す」 「ミスしても、『これでまた一歩前進』と思ってみる」 最初は小さくても、自分で「変えてみよう」と決めたその瞬間から、未来は静かに動き出します。 ◆ 世の中には、「自分にしかできないこと」や「本当の才能」を探し求める人がたくさんいます。 けれど、まだ見ぬ特別な自分を探す前に、目の前の習慣と性格を少しだけ変えてみること。 その積み重ねが、いつか思いがけない景色を見せてくれるのだと思うのです。 人生は、特別な誰かだけに開かれているものじゃありません。 「変わろう」と決めた人から、未来は静かに、そして確かに変わっていく。 だから、まずは今日。 何かひとつ、小さく変えてみませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.06.05 09:22:22
コメント(0) | コメントを書く
[思想] カテゴリの最新記事
|