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カテゴリ:経営論
誰にも見られていない時こそ、本性が出る
私たちは日常の中で、無意識に「見られている自分」と「見られていない自分」を使い分けています。 例えば、誰かの前では丁寧にお礼を言えても、一人のときは食事を前に黙って箸を動かす──そんな経験はないでしょうか。 しかし、たとえ一人でも「いただきます」と口にできる人は、間違いなく信頼できる人です。 なぜなら、それは“見えない場所での自分”にも嘘をつかない姿勢だからです。 「いただきます」の奥にある意味 「いただきます」は単なる食事の合図ではありません。 この一言には、食材を育ててくれた自然や農家の方、調理をしてくれた人、運んでくれた人──無数の存在への感謝が込められています。 心理学でも、感謝を習慣化できる人は他者への思いやりが高く、長期的に信頼関係を築きやすいことが分かっています。 見えないところでその感謝を表現できる人は、人との関係においても裏表がないのです。 見えないところの振る舞いが“信用”を作る ビジネスでも人間関係でも、本当の信用は「第三者が見ていない時の行動」で決まります。 職場で上司の前では礼儀正しくても、裏で愚痴ばかり言う人はやがて信頼を失います。 逆に、誰も見ていないところで机を整えたり、誰かのためにそっと準備をしておける人は、必ず信頼される存在になります。 「いただきます」を一人で言える人は、この“見えないところでの丁寧さ”をすでに持っている人です。 信頼される人になるための小さな習慣 信頼は、大きな成果や派手な行動よりも、日々の小さな積み重ねで生まれます。 もし、今まで一人の食事で「いただきます」を言っていなかったなら、今日から試してみてください。 たった数秒のことですが、心の中に「感謝」と「丁寧さ」を育てる時間になります。 そして、その姿勢は自然とあなたの行動全体ににじみ出て、周囲はあなたを“安心して任せられる人”として見るようになります。 まとめ 「いただきます」を誰も見ていない時でも言える人は信頼できる その理由は、感謝と誠実さが“無意識レベル”で根づいているから 信頼は派手な言動ではなく、小さな習慣の積み重ねで築かれる 最後に── 見えないところでの一言や行動は、必ずあなたの人間性を映し出します。 そしてその誠実さは、いずれ見える形となって、周囲の信頼という形で返ってくるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.08.08 11:51:45
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