ワンコインコンサート♪
今日は、友人と西宮にある兵庫県立芸術文化センターで開催された『ワンコインコンサート』に行ってきました♪ワンコインというのは、なんとプロの音楽家のコンサートを500円で聴けるという、すばらしいコンサートなのです!今日の演奏家は、関本 昌平さんというまだ20歳の若いピアニストでしたが、5歳からピアノを始め、数々の受賞経歴を持ち、昨年にはあのNYカーネギーホールでも演奏したことがあるという才能の持ち主!その彼が聞かせてくれたのは、ベートーヴェンとショパンで構成された昇竜!炎のピアニストと題されたとても情熱的なコンサートでした。一時間の中で4曲演奏してくれたのですが、そのうち2曲は皆さんも必ず聞いたことがある~っていう有名な曲だったので、初心者の私でも楽しむことができました(^v^)とても印象的だったのは、その4曲が終わり、アンコールが始ったときの彼のトーク。話をするのは苦手だとパンフレットには書いてありましたが、その話し方からは、なんともいえない純粋な感じが伝わってきて、それまで情熱的な演奏に聞き入っていた会場の雰囲気がふわっと楽しい雰囲気に包まれたのでした。そして、彼はなんと4曲もアンコールを聞かせてくれたのです!(もしかしたら、あまりにも皆の拍手がずっと続いていたものだから彼もストップできなかったのかも・・・(^_^;))私は、このワンコインコンサートに行くのが二回目なのですが、前回チェロの演奏を聴きに行ったときにも、その演奏家の方は曲と曲の間にチャップリンの格好をして私たち(お客様)を楽しませてくれました。正直、今まではコンサートというものには数えるほどしか行ったこのがなかったのですが、このワンコインコンサートを通じて生の音楽(演奏)を聴くということは、演奏者の動きや音の臨場感を肌で感じることができるということはもちろん、「音楽=自分の愛する音を会場の皆にも楽しんでもらいたい」というサービス精神というか、分かち合う気持ちというものを教えてもらったような気がします。『きっとこのお二人は、演奏しているとき音楽と一つになっているんだろうな~。それほど、音楽(チェロ・ピアノ)を愛しているんだろうな~。』「自分の仕事を道楽化することが人生最大の幸福である」と本多静六さんは『自分を活かす人生』の中で語っているけれど、本当にそんな感じを受けたのでした。(この本は字が小さくてうっ・・ってくるかもしれないですが、とても勉強になる本だと思います。私も現在読書中です)今年は音楽だけではなくて、ダンスやミュージカル、自分が面白そうだなと思った芸術にたくさん触れて、感性を磨いていきたいなぁと思っています☆