しぃたけ～のおうち

小学校低学年までは、父方や母方の実家にひとりで泊まっていたことが多い。

勿論、一人で列車には乗れなかったので
父が送り届けたり、祖母が迎えにきたりするのだ。

母方の方は栃木なので、夏休み中に数週間泊まっていた。
父方の方は東京・世田谷（当時の家から列車で１時間半位？）だったので
１～２泊でちょくちょく。

父の実家では　祖父（先生だったらしい）が　
文字や算数を教えてくれたりして、ちと賢くなるから
結構、ほかの孫達も泊まりに行っていた。（私は上から７番目）

思い起こせば手作りの「ＥＳＰ能力開発カード」なるものもあった。
（白い厚紙で作ってある沢山のカードに絵が書いてあって、その柄を裏から当てる）

しかし私は
ちぃ～っともそんな才能も無く、開花せんかった　_|￣|○ ﾀﾞｶﾗ凡人ﾅﾉｶ

その父の実家へ行くたびに祖父は「おまけを貰いに行こう」と、孫を連れて
近所の薬局に栄養ドリンク剤？を買いに行く。

「おまけ」はトップにケロヨンだかサトちゃんだかの
大きなシールが貼ってあるボールーペンだったりして
ささやかなものだったけど
子供にとっては行くまで何がもらえるか楽しみになっており、

祖父にとっては　孫へのいい玩具入手先となっていたから、かなりの常連客になっていたと思われ。
（ん～。昔は薬局のおまけ玩具、色々有ったなあ）


あ・・・本題がズレた。

そうして連泊しているうちに浮かんだ疑問を、祖母に聞いた時のことである。

し「ねえ、なんでおじいちゃんは　会社に行かないの？」

祖父はとっくに隠居の身だったのだが、そんなこと私が知る由もない。

祖母「それはね。ある日、うちに泥棒が入って
　　　おじいちゃんが会社に持っていく鞄や洋服が全部盗まれちゃったのよ。
　　　だから会社に行けなくなっちゃったの」

し「(*゜.゜)ふーん。。。そうなんだぁぁ」

　　　　↑　納得・・・　(*ﾟДﾟ) するなぁぁぁぁぁ！



（あ～(￣Ａ￣)　短い本題　）