デラシネの日録

　結局、お茶のおけいこの時に着物は着られませんでした。そして、今日は内緒仕事の同窓会ですが、店的に服。　
　さてさて、驚きの出来事が。今日出勤しようとバスに乗ったら、九州北部地域に勤めていた時にお世話になった同僚が。驚く私、平静な元同僚。「私がここにいるって、驚かないのですか？」と聞いたら、「うん、移動したって、あっちこっちから聞いた」という。そこで彼の意外な人脈を知る。うーん、そんな人とも知り合いだったのか。
　一緒にバスを降りたのだが、「財布落とした」と元同僚。
　それからのどたばたは、推して知べし。バスの営業所に電話をして降りたバス停まで持ってきてもらった。デラシネ大活躍。
　ななちゃん先生、読んでますか？彼は彼ですよ、あの彼です。Sさん。ディベートの専門家なのだが、同僚はみな「彼の話で説得されたことがないんだよね」と言い切る。
　「Sさん、私と一緒でよかったねー」といって、食堂でごはんをおごってもらい、大学の事務の担当者にご紹介する。彼の用事は、うちの大学のカリキュラム調査なのである。若手の二人の先生方もご一緒だった。久しぶりにお目にかかれて、うれしかった。

　先生方の仕事のあと、バス停まで送っていきがてら、話ができた。初めて教員養成の仕事に本格的にかかわって、いろんなことを学んだ職場だった。「私もそれなりに苦労したんですよー」と言ったら、「うんうん、お嬢さんぽさがなくなった」と言われた。以前はわがままだったということらしい。否定はせんよ。今でもそうだ。

　内緒仕事の同窓会は大いに飲み、大いに語り。そして、今日、まさに今日。同窓会は3つもあったらしい。私の上の先輩の同窓会が二件。私と同級と後輩の飲み会。人とのつながりは不思議で楽しい。仕事の最中はつらくてつらくて。でも、終わってしまえば、過ぎたこと。いい思い出しかのこらない。そして、友が友を呼び、人のつながりが続く。

　要するにあしたも飲み会ということである。