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カテゴリ:トラベル
2日めはネトレブコ様主演の「愛の妙薬」
オープニングを敢えて外して、シーズン2回目の上演に参戦しました。 ネトレブコ様なので満席かと思いましたが、けっこう空席があり、私の隣も4席空いていたので、前の列の一番座高の低い人の後ろに移動しました。 「愛の妙薬」は3月に来た時に、フローレス・ダムラウ・クヴィエチェンで2度見ています。 今回はメトの新女王?ネトレブコ様の開幕演目であり、あらゆる販促物にシルクハット姿の写真が使われていることもあり、どんな新演出か興味津々。 そして期待は見事に裏切られました。 昨シーズンまでの方がずっといい! 現代に読み替えているのかと思ってたら、ごくのどかなイタリアの農村の話。 でも中途半端で、何がどうしたいのか?私には意味不明でした。 衣装も、場末の宿屋の女将みたいで、もっと可愛いの着せてあげないと、ふくよかになったネトレブコ様は美しく見えないです。 気を取り直して、歌い手ですけど、みなさん気持ちよさそうに歌ってました。 (ジャンネッタの声だけは好きになれないけど) 特にマシュー・ポレンザーニが素晴らしい。 カーテンコールでBRAVOと叫ばせていただきました。 前に来た時は、ドン・ジョヴァンニのオッターヴィアを聞いて、本当にキレイで感心したのですが。 今回は息の長さ、フレージングの美しさ、響きの質、どれをとっても最高でした。 ちょっと痩せたようで、お顔がフローレスそっくりになってて、これまたビックリ! 端正な歌唱をまた絶対聞きに行こうと、誓いました。 ネトレブコ様もがんばってました。 たまに音程が見えなくなることもあるのですけど、終始安定した響きで、肉食系女子のアディーナ?を演じていました。 でも、彼女の暗めの声はアディーナに合わないかも? これは努力では致し方ない。 クヴィエーチェンのベルコーレは3月と一緒ですね。 カッコイイところが好みです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 28, 2012 11:38:03 PM
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