マダムだって乳房再建！あまちゃんディーヴァと呼ばれたい！

今週は火曜日にマンマサロン、木曜日に再建サロンがありました。

マンマサロンの参加者は８名。
手術を受けたばかりの方や、入院直前の方が参加して、気持ちを共有しました。
新マダムが桐山さんが進行を務めてくださってよかったです。

私は罹患から１０年半経ったため、患者さんに寄り添うことが難しくなっています。
お話を聞いて「心」より先に「頭」が反応してしまうのです。
お医者さまならそれでいいのだけど、おしゃべりサロンの進行役はダメでしょう？
いえいえ、お医者さまだって「頭」で反応したことを、そのまま患者さんに言ったら患者は傷つくことが多いでしょう。
難しい問題です。



乳房再建サロンの参加者は２０名。
久しぶりの平日開催は新マダムのタマちゃんの診察日に合わせたもの。
しかし１２時予約だったのに１５時の時点では呼ばれず、私が進行役を務めました。

穿通枝皮弁の手術を受けた方、待っている方、検討している方が多く参加。
今まで佐武先生が積み上げてきたものの大きさが分かります。
出来上がったお胸を見ると、安定して「美しい」です。
１回だけ自分のために選ぶのであれば、たとえ３年待っても、この医師にこの方法でお願いしたいと思うのは自然なことです。
放射線がかかっていたり、両側だったりの再建が難しい人が多いのも特徴です。

一方で、BRAVAの経験者も２名、来ていただきました。
同時再建の方と、二期再建の方です。
ドナーは太ももとお腹。
まだ１回の注入ですし、手術からそれぞれ１ヶ月の方と２週間の方なので最終的なボリュームではないですが、かなり良い感じです。
ちょっとお胸が固いですけど、時間の経過と共に柔らかくなっていくのではないでしょうか？

手術時間が短く、ドナーに大きな傷が付かないのは、大きなメリットです。
デメリットはBRAVAを１日１０時間つけているのが大変なこと。
働いていれば「時間を捻出」するのが難しいし「皮膚のかぶれ」もあります。

肝心のお胸の形ですが、乳がん手術でどれだけ傷ついているかによると思いました。
内部の硬くなってい部分や、表面の切開した傷の部分に、つるんと脂肪を丸く入れるのにテクニックが必要な感じです。
症例を重ねることで改善されていくと思います。
現時点でもかなりキレイなお胸なのではありますが・・・