2009/03/10(火)08:03
従順ならざる唯一の日本人
「あなたの意にそえなくて申し訳ないけど、私はそうはしたくあ
りません」そうはっきり言えないと、他人に自分の人生をコント
ロールされてしまうとダイアー博士も言っています。
<従順ならざる唯一の日本人>
死は永遠の課題であり、生は息つく間もないほど短い。そこで自問
してみよう。「本当にやりたいと思うことをしないでよいのだろう
か」「自分の人生を他人の望むとおりに送っていいのだろうか」...
ウエイン・W・ダイアー著『 自分のための人生 』から
>>
「私の農業の師匠である青年が兵隊に取られました。そもそもこの
戦争は自分の分をわきまえず政治権力を握った軍がはじめたことで
す。彼は優秀な百姓です。そんな彼が何故兵隊なんぞに取られなき
ゃならんのか。彼は百姓としての天分を全うしてこそ、お国のために
なるのです。そして、もう40歳になろうという私にまで赤紙がきた。も
う日本に勝ち目はありませんよ。私は絶対に戦争にはいきません!」
太平洋戦争終了後、GHQの要人をして「従順ならざる唯一の日
本人」と言わしめた男、白洲次郎。
彼は自分に赤紙がきたときですら、知り合いの軍関係者に口利き
をしてもらってまで、徴兵を拒否しました。
このことについては、臆病者であるとか、卑怯者であるとか思っ
ていた、あるいは今でもそう思っている人がいるのかもしれませ
んが、あの時代にどういう手段を使ったにせよ、自説を曲げない
勇気を、逆に私は凄いと感じてしまいます。
それは自分の人生を、それが国家であろうと、他人の自由にはさ
せないという断固とした態度です。
終戦の年のクリスマスイブ、昭和天皇からのクリスマスプレゼン
トを届けに来た白洲は、マッカーサーが「その辺に置いておいて
くれ」と言ったのに激怒し、それを持ち帰ろうとしたそうです。
マッカーサーは慌てて自分の非礼を詫び、テーブルを用意させた
といいます。
何ともカッコイイ生き方だと思います。
NHKで放送中のドラマは、演出しすぎでリアリティの面ではど
うかな?とは思いますが、以前から少し関心があった白洲次郎に
ついての話なので、次回の最終回も楽しみにしています。
NHKドラマスペシャル『白洲次郎』
>> http://www.nhk.or.jp/drama/shirasujirou/
NOと言えない理由の一つには、責任を取りたくないという気持
ちが潜在的にあることかもしれません。でも、どう思おうが、誰
もが選んだ選択の責任を取らされているのだと思います。それが
因果応報というものでしょう。
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