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テーマ:戦争・紛争・テロ(901)
カテゴリ:戦争(紛争・テロ)
東ティモール:治安悪化、住宅襲撃など暴動被害 首都ディリ
国軍と反乱兵士の衝突後、治安が悪化した東ティモールの首都ディリに入った。首都周辺は既に治安維持のためにオーストラリアなどの外国軍が展開しているが、住宅が襲撃されたり、放火されるなどの暴動被害は28日も続いている。市街地は、いつ暴徒化するか分からない市民たちが大勢たむろし、異様な緊張感に包まれている。 東ティモール民主共和国 各国大使館がある政府軍支配地域に入った。インドネシア大使館があり、向かいに日本の国際協力機構(JICA)の事務所がある道路には、約300人がたむろしていた。子供たちが車のドアをたたいてくる。アルベルトさんは慌ててドアロックが掛かっているのを確認した。政府軍や外国軍が多い地域とはいえ、政情不安の中で避難民がいつ暴徒化するか分からない。 AP通信によると、東ティモールでは28日、自宅を襲撃、放火された男性が逃げ遅れて焼死したほか、3人が射殺された。また、国連スタッフ約300人が十分な治安状況下で活動できないことを理由に国外退去した。国連関係者の説明では、なおスタッフ100人以上がとどまる方針という。 大使館街では28日夜、マレーシア軍、オーストラリア軍などが展開、表面上は平穏を取り戻した。また、事態収拾をめぐる政治努力も本格化している。アルカティリ首相の自宅には28日夕、東ティモールの独立紛争解決に取り組みノーベル平和賞を受賞したジョゼ・ラモス・ホルタ氏が入り、協議に入った。 ・060528 東ティモール:治安悪化、住宅襲撃など暴動被害 ディリ 東ティモール:日本人95人のうち55人が退避 外務省 外務省海外邦人安全課によると、東ティモール滞在者の日本人95人のうち、28日夕までに55人がオーストラリアやインドネシアなどに退避した。このほか、AP通信によると、東ティモール入りした豪州軍は、豪州人など276人を同日までに避難させたほか、フィリピン空軍も同国人67人を航空機で避難させた。 また、豪州の赤十字当局者は豪ABCニュースに同日、保護の必要な避難民は28日時点で約5万人に達し、さらに増え続ける見通しと語った。AP通信は、東ティモールで保護が必要な国内避難民は約2万7000人で、それぞれ、ディリ空港4000人▽ディリ港3500人▽国連関連施設3000人▽宗教関連施設1万6500人--に集まっているという。 ・060528 東ティモール:日本人95人のうち55人が退避 外務省 暴動の沈静化 簡単ではなさそうですね ★ 戦争・テロ・紛争 ニュース ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月29日 00時36分23秒
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