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テーマ:皇室・王室(51)
カテゴリ:その他
雅子さま44歳「復帰できず心苦しい」
皇太子妃雅子さまが9日、44歳の誕生日を迎え、宮内庁を通じて所感を発表した。「適応障害」の療養に入って5年目。医師の指導を受け「少しずつ活動の幅を広げることができるようになりました」とこの一年を振り返りながらも、「まだ、十分に復帰できないことを心苦しく思います」と心情を記した。 皇居に入る雅子さま=9日午前、東京都千代田区の半蔵門で 長女・愛子さまについては「幼稚園生活にもすっかり馴染(なじ)んで本当に楽しそうに幼稚園に通っております」と近況を紹介。様々な行事に親子で参加することが多かったとして「たくさんの喜びを見出してきた幼稚園生活が終わりに近づこうとしていることに名残惜しさも感じます」と記した。 愛子さまは来春から学習院初等科に進学するが、「また新しい一歩を元気に踏み出してくれればと思います」と思いやった。 また、皇太子さまが6月の手術後も元気に公務を務めていることに触れ「常に大きな支えになってくださっていることを、心からありがたく存じております」と感謝の言葉をつづった。 赤坂御用地を散策する皇太子ご一家 ■「着実に快方に」 東宮職医師団 雅子さまの誕生日に際し、東宮職医師団が発表した見解は以下の通り。 妃殿下におかれましては、この一年も、依然としてご体調には波がございましたが、前向きに頑張られるお気持ちを強くお持ちになられて、真摯(しんし)に努力を重ねてこられました。そして、愛子内親王殿下の育児を中心に日常のご活動を続けられ、公私を問わず、ご活動にも広がりが出てこられております。ご公務に関しましては、東宮御所や都内でのご活動に加えて、長野県と徳島県の地方行啓にもお出かけになりました。 このようなご活動の積み重ねは、ご快復のために必要な自信につながるものであり、治療的に大きな意味があったと考えております。こうしたご活動の後には依然としてお疲れが残られますが、以前にくらべるとご回復が早くなっていらっしゃいます。 適応障害は、世界的に広く受け入れられているアメリカ精神医学会の基準でも、長く持続することがあるとされているものであり、妃殿下におかれましても、なお治療が必要な状態が続いております。しかし、ご自身のご努力はもちろんのこと、皇太子殿下のお力添えもあり、少しずつ着実に快方に向かっていらっしゃいます。 時間はかかってもあせらず、晴天の日が迎えられるといいですね。 ★ 社会問題 ★ ★ 皇室・皇族 ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月10日 01時20分06秒
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