意外に賢かった
ある日ハリーちゃんが下痢っぽいうんちをしていました。ハリネズミの下痢うんちは見事なエメラルドグリーンです。特に変わった物を食べさせた訳でもないので、すぐにピンと来ました。ダントツ(天井のヒーター)のせいでフードが腐りかけているのです。ハリーちゃんは何度にも分けて食事する癖があるので、12時間ぐらい経ってもまだ半分以上残しています。18時間過ぎてもまだ食べてるようです。奥さん曰く、「早く食べないと片付けられてしまうことを学習させたら?」半分冗談で言ったことですが、私は実行に移しました。夜8時頃、もう干からびて異臭を放っているフードを片付けてみました。その時は寝ていたハリーちゃんですが、一時間ほど経って見に行くと、ハリーちゃん、フードの器を乗せてある台に両手をついて、さも情けなさそうに「僕のフードどこ?」というような顔をして固まっているではありませんか!(下の画像) ちょっと可愛そうでしたが、これを何度か繰り返せば学習してくれるのではないかと思いました。翌日、ハリーちゃんは午前中にほとんどフードを食べていました。その次の日も然り。一回で完全に学習したのです。ハリーちゃん、えらい!! ハリネズミって想像以上に賢いことが判明しました。別の話。奥さんが歩けなくなって人工股関節の手術を受けようと病院に行ったら、股関節は大丈夫と言われました。それどころではない、もっと深刻な病気が発覚、別の病院に緊急搬送されました。一月半ばから痛みに耐えながら我慢していたのが、その病気を発見する手助けとなったのなら不幸中の幸いです。我慢の限界を超える痛みに襲われ、すぐに整形外科にでも行って人工股関節の手術を受けて安心していたら却って手遅れになっていた可能性があります。体力も何とか戻って来たので、先日本格的な治療に入りました。まもなく退院して通院ということになるでしょう。毎日病院に様子を見に行って、少し介助したりしているので、なかなか創作は出来ませんが、あと一歩の所まで来ています。何とか頑張ります。