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つれづれ浮世草

2006年05月23日
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カテゴリ:日々雑感

 今月は後半に用事(遊びともいう)が集中していて、毎日どこかに出掛けます。今日は雨の中、神戸まで車を走らせました(走らせたのは言わずもがなの我が女房)。

 向かったのは神戸市立博物館。先日の教育テレビ「新日曜美術館」で紹介されていたボストン美術館所蔵、肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」を観るためです。神戸開催はこの28日(日)まで。そのあとは名古屋、東京へと移って行きます。

 浮世絵といえば版画という固定観念が誰しもあると思いますが、浮世絵師として名を馳せた名人には金満家からの肉筆画制作の依頼があったと言います。ただ残念ながら、明治期にアメリカのビゲロー氏によって買い漁り持ち帰られたため、多くの肉筆浮世絵が我が国から消え失せ、この百年間だれの目にも触れなかったのです。

 ただビゲロー氏は自分が買った作品のほとんどをボストン美術館に寄贈してくれたお陰で、こんにち我々はまとめてそれらを観ることができますし、ひょっとしたら氏は戦災で焼失するのをあらかじめ救い出してくれた大恩人と言えるかもしれません。

 何はともあれ、その作品の数々、いやあ見応えありましたよ! 特に歌麿、北斎らの美人画に描かれた着物の模様の細やかなこと! 単眼鏡で淡い色の生地を観察するとそこにも手抜きすることなくびっしりと美しい模様が。かつてレンブラントの描くレースの細やかさに仰天したことがありましたが、それに勝るとも劣らぬ神業的技量にまたまた脱帽!

 北斎と言えば、極彩色の鳳凰図屏風が圧巻でしたね。これだけでも観る価値充分の展覧会です。

 いつもは音声ガイドのお世話にはならない我々ですが、今回は落語家の柳家花緑さんがナレーターを担当してらっしゃるというので、それも楽しみでした。ここでおちゃらけを期待してはいけません。

 開催期間あと5日というので結構混んでいました。雨天ということもあるし2時間もあればゆっくり観てまわれるだろうという目論見は甘く、最後は駆け足状態でした。

 

今日の土鈴は那智の滝のもの







Last updated  2006年05月23日 23時42分30秒
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嫌好法師@ Re[3]:特定健康診査(11/27) 本家ひろぴょんさんへ いろいろお持ちな…
本家ひろぴょん@ Re[2]:特定健康診査(11/27) >ひろぴょんさんは今は大丈夫なんですか…
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本家ひろぴょん@ Re:特定健康診査(11/27) こんにちは~、なかなかコロナが収まりま…
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