つれづれ浮世草

2007/03/16(金)01:46

16日で無事54歳になりました!

日々雑感(260)

27歳×2の誕生日を迎えました。思えばよく長らえたものです。何をもって回った言い方を、と思われるでしょうね。でも25歳までの私を知る友人達も、私と同じ感慨だと思います。ただし、私と同じくらいに昔の事を覚えていればの話ですが。私は14歳(中学3年)の時、初めて本当の恋をしました。その時、うかつにも、ここで自分の半生が変わる!と大宣言してしまったのです。他人にではありません。自分の心と、もし存在するのなら超自然の主人にです。今から考えれば、その宣言も観念的ならその恋だって観念的なものだったのですが。恋は、以前書いたように、母(養母)の横暴によって1年で果てますが、宣言は生き続けました。つまり、恋の呪縛は28歳まで続くのです。まるでファンタジー!ここで何をどう思ったのか(当時のウェルテルの神経回路はもはや壊れているので、日記でもひも解かなければ検証できませんが)、自分には28歳を迎える事は出来ないのだ、あの恋あの誓いが偽りのものでないと証明するにはそれしかない、と世間知らずのピュア青年は愚かにも固く信じてしまったのです(大笑)そしてその頃の私はウェルテルの影響かどうかは定かではありませんが、つねに自殺願望を胸に抱く文学青年だったのです。当時の友人たちに、自分は27歳で死ぬからとよく言っていたのを思い出します。結婚前に恋人(元妻)に言って泣かれたこともありました。そして私は27歳で結婚しました。この結婚があの恐ろしい呪縛を解くのだと、またこっそり宣言したようにも思います。あと27年は生きたいものだと妻にも言ったような気がします。そうして本当にあれから27年が経ちました。この間私を生かせていたものが何だったのかは自分では判っているつもりです。私にはまだ死ねない訳があるのです。それは使命を果たしていないからだと思っています。例の主人は私がやるべきことを成し遂げない限り死なせてくれそうにありません。今やっと自分の使命がはっきりと見えてきたところです。関連する過去の記事を読みたい方はここをプチッとね。

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