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つれづれ浮世草

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2008年06月23日
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カテゴリ:読書


赤穂浪士(上巻)改版


赤穂浪士(下巻)改版

 3月の下旬、近所のそれほど大きくない書店に行き、何とはなしに手に取った文庫本上下2冊、裏にシールが貼ってあり、注文主が取りに来なくて棚に並べたものだとわかりました。

 その本のタイトルは『赤穂浪士』、作者は鞍馬天狗で有名な大仏次郎氏。
 恥ずかしながら私は時代物小説や歴史小説はあまり読みません。司馬遼太郎さんは同郷ですから義理にも読まねばならぬところですが、あの膨大な著作の前に立つと萎縮してしまいます。また、万が一ハマってしまった日には、他の作家のものが読めなくなる(後ろに追いやられる)ことを考えるとやはり手が出なかったのです。(ブログ仲間の助言を受け『坂の上の雲』だけは頑張って読みました)

 さて、何を思ったか他人が注文したその文庫、忠臣蔵のことがいろいろ解るかもしれぬというので、買ってしまいました。衝動買いとも違うのですが。

 昭和2年から約1年半にわたって新聞に連載された大仏氏の代表作の一つです。当時たいへん評判になったそうで、ある程度の年配の方で読書好きの方ならたいていはお読みになっておられるとか。

 最近の読書家はどうなんでしょうか。先にも言ったように私はこういった歴史ものが苦手でその動向にも疎いのでよくわからないのですが。

 それはともかく、今回ひょんな弾みで読んでみて、今まで疑問に思っていたことの多くが氷解しました。特に目から鱗だったのは、討ち入り後の彼ら47人(実際には46人)の処遇について。この記事のためだけに作者は約200ページを費やして詳しく書いています。

 作者大仏次郎氏についても文学事典で調べてみると、なかなか大した人物であるということがいろいろ解りました。興味が湧きましたので、もう少し付き合ってみようかと考えています。






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Last updated  2008年06月23日 13時45分20秒
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嫌好法師@ Re[1]:初吟行(10/19) 象さんへ >コロナがようやく下火になり…
象さん123@ Re:初吟行(10/19) コロナがようやく下火になり初吟行ですね…
嫌好法師@ Re[1]:初吟行(10/19) ★紺桔梗さんへ >歳時記を持ち歩いていた…
★紺桔梗@ Re:初吟行(10/19) 歳時記を持ち歩いていたとしても、疑わな…
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