カテゴリ:読書
なぜいま森鷗外なのかということは措いといて、学生時代からいつか読もうと思っていた「澁江抽斎」をふと読みたくなった訳ですわ。でも鷗外の表記に馴れないととてもじゃないけどあの難解な作品は読めそうにないので、初期の短編中編からウォーミングアップ。1978年秋から毎月順番に出された岩波版鷗外選集。主要作品はすでに読んでいるのですが、未読のものがまだまだあって。 ああそれにしてもなんて貧乏性なんだろ、あたしって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
彼の英文、あるいはドイツ語などの表記は、現代の一般人を意識して書いたものではなく、それらを当然知っている人間に向かって書いているのだということを「椋鳥通信」(岩波文庫)などを読むと、思い知りました。よって、きちんと註を作っている本を選んで読むのをお勧めします。それにしても、膨大な量の知識を自分のものにして、なおかつ下世話な恋物語をも、書いた彼の頭の中は興味ありますね。
(2016年02月13日 09時52分02秒)
鴎外の作品、有名どころは何冊か読みましたが
あまり面白みを感じませんでした 頭がライトなものばかりしか受け入れない仕様なのかもしれません 近代文学はほとんど義務感のようなものを感じて読んだだけなので、記憶に残っているものがほとんどありません それじゃぁダメなんですけどね 『ル・パルナス・アンビュラン』 は鴎外が負け惜しみで書いた作品だと聞きましたがどうなんでしょう (2016年02月13日 11時13分58秒)
たくちゃん、こんにちは。
>さすが文筆家ですね。たくさんの読書三昧? いえいえ、残り時間を考えると書くより読む方が自分にとっていいかなと・・・ >今のうちにたくさん読んでおかないと私くらいになるともう目が見えなくて読めなくなりますから そう、それも心配なんですよ。小さな字の古い文庫本はもう完全にお蔵入りです^^; (2016年02月13日 13時46分59秒)
KUMAさん、こんにちは。
>彼の英文、あるいはドイツ語などの表記は、現代の一般人を意識して書いたものではなく、それらを当然知っている人間に向かって書いているのだ >きちんと註を作っている本を選んで読むのをお勧めします なるほど! 時間節約のためにもそれがいいのでしょうが、何せ貧乏性なものでして(笑) 読書に関して私はドМのようです^^; >膨大な量の知識を自分のものにして、なおかつ下世話な恋物語をも書いた彼の頭の中は興味ありますね 千差万別のスタイルで書くということ自体驚異です! (2016年02月13日 13時55分57秒)
本家ひろぴょんさん、こんにちは。
>あまり面白みを感じませんでした >近代文学はほとんど義務感のようなものを感じて読んだだけなので、記憶に残っているものがほとんどありません 普通はそうでしょう。私はレトロな文章や作品に惹かれる変わり者なのです^^; >『ル・パルナス・アンビュラン』 は鴎外が負け惜しみで書いた作品だと聞きましたがどうなんでしょう そうなんですか。何とも言えない不思議なイメージ(黒澤明の「夢」やサティの音楽にも通じる)を楽しめましたが。 (2016年02月13日 14時02分25秒) |
|