247680 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

つれづれ浮世草

全44件 (44件中 41-44件目)

< 1 2 3 4 5

読書

2005年10月31日
XML
カテゴリ:読書
 前回BSで録り損なった映画「ソフィーの世界」を再び放映してくれたので、今回は間違いなく録画して今日観ました。ちょうど10年前NHK出版から出て話題を呼んだ同名作品の映画版です。

 ヨースタイン・ゴルデルの原作はファンタジー仕立てのわかりやすい哲学案内書でしたので、私も当時夢中で読みました。でもあの内容を映画で表現できるのかなあと心配半分期待半分で観だしたところ、主人公のソフィーを演じる可憐で魅力的なシルエ・ストルティンちゃんに導かれてあっというまに映画の世界に引き込まれてしまいました。

 2時間足らずの映画なので当然原作の哲学のお勉強も全体の3割に満たないものですが、「あなたはだれ?」「世界はどこからきた?」などという文字通り哲学的な問いかけで始まり、ミステリアスな展開でヨーロッパ史のいくつかの現場に連れ回してくれるような映画などどこを探してもありそうにないので、これはかなり楽しめる映画であることには違いありません。

 ちなみに監督はエリック・グスタヴソン、1999年のノルウェー映画です。


上の画像は信州で入手した道祖神の土鈴です。






Last updated  2005年10月31日 18時56分14秒
コメント(12) | コメントを書く


2005年10月27日
カテゴリ:読書
 今日から読書週間だそうですね。きのうに引き続き、読書の話を。

 私には読みたい本が常時列を作って待っている状態なので、いわゆる話題図書にはあまり飛びつきません。
だから本好きの友だちと話をしても噛み合わないことが多いです。まあそんな私が比較的ミーハー的に素早く手に入れ、しかも面白かった作品は小川洋子さんの『博士の愛した数式』でしょうか。2004年度の本屋大賞に輝いた作品ですから、今さら私が推薦しなくても、本好きの方ならとっくに読んでおられるでしょう。

 「雨あがる」「阿弥陀堂だより」の小泉堯史監督によって映画化され、新春ロードショーも決定しているとか。また日本映画に素敵な一作が加わることでしょう。

 さて、以前は新作が出れば待ち伏せ買いする好きな作家が何人かいたものですが、今はそういう作家、残念ながら一人しかいません。『石の来歴』で芥川賞をとった奥泉光氏です。氏の作品は恐らく「通好み」だと言えそうです。

私には女性ファンがほとんどいないと本人が自らのサイトで嘆いておられましたが、さもありなんという感じの作品が多いことも確か。

 私個人の趣味で言えば、初期のかっしりした文体のミステリアスな作品もさることながら、最近のワンセンテンスにワンユーモアをちりばめた『新・地底旅行』『坊ちゃん忍者幕末見聞録』『鳥類学者のファンタジア』『「吾輩は猫である」殺人事件』などが好きです。

 ただ氏の作品には時々私の理解を超えた(箸にも棒にも掛からない)ものがあります。『浪漫的な行軍の記録』『グランド・ミステリー』がそれなんですが、数ページ読んでもちっとも面白くなく、作者の意図がまったくつかめないのです。文学的に過ぎるのでしょうか。

 私が最も気に入ってるのは、『プラトン学園』。読書の楽しみが満喫できました。ただ、この作品もきのうの瀬名さんの作品同様、結末がハチャメチャで、何とも惜しいことです。

 この夏予約して買った『モーダルな事象』、当然ながらまだ読むには至らず、列の後ろの方で物欲しそうな顔して待っております。冬のうちには読めるかな。 






Last updated  2005年10月27日 15時10分49秒
コメント(4) | コメントを書く
2005年10月26日
カテゴリ:読書
 今どきこんな本読んでる人いるのかなあなどと思いながら、瀬名秀明氏の『ブレイン・ヴァレイ』を読み終えました。

 瀬名氏といえば『パラサイト・イヴ』が有名ですね。映画の方はまったくいただけませんでしたが、原作は結末部分以外はけっこうはまりました。緻密な手術の描写を読みながら、昨今の医療技術がここまで進んでいるのなら、手術といっても無闇に怖がることはないんだなと私の認識を改めさせてくれた作品でした。また、ミトコンドリアなるものの正体がよくわかり面白かったものです。惜しいかな、最後のドタバタはやめてほしかった。作者の集中力、精神力ももはやここまでかという感じでした。

 『八月の博物館』も始め期待を持って読み出したのですが、一々の描写がくどく、しかも展開が遅いので、もったいないけれど途中で投げ出しました。

 私は高校時代、クラブでプラネタリウムを担当しておりましたので、『虹の天象儀』は興味深く読むことができました。アイデアも展開もなかなか良かったです。

 そして今回の『ブレイン・ヴァレイ』。先日古書店で安く手に入れたものです。脳の働きはまだよくわかっていないことが多いですが、大変興味そそられる分野です。「神とは何か?」という大それたテーマを、脳の進化から追求した意欲作です。例によって多数の文献を駆使して構築したSF世界は見事です。が、やはり惜しむらくは、あと少しという所でほころびが生じ、結末がドタバタに終わってしまうことです。

 最近こういう堅固なSFを書ける作家が少ない(私が知らないだけかもしれませんが)なか、瀬名秀明氏は貴重な存在だと思っています。氏には最後ストンと胸に落ちるような、完成度の高い作品を期待しております。






Last updated  2005年10月26日 21時57分44秒
コメント(4) | コメントを書く
2005年08月17日
カテゴリ:読書
 同年輩の友人たちを見ていると、体のあちこちにガタが来はじめているらしい。一緒に食事をしたあと薬をひと粒ものまない私が羨ましいと言われる。でも腰痛もあれば物忘れもひどくなりつつあるのだ。

老眼になる前に読んでしまいたい本がいろいろある。(老眼になると読書がつらいとおどす者がまわりにたくさんいる)
若いときに読んだ安倍公房、芥川龍之介、太宰治、福永武彦、堀辰雄などはぜひもう一度ていねいに読んでみたい。
漱石の作品でまだ読めていない、『虞美人草』や『行人』なども。

買ったまま順番待ちさせている長編小説(純文学もあればエンタテインメントもある)や、ノンフィクション(賞味期限が過ぎているかも)も気がかりではある。いまだに月数冊買ってしまうのも、そろそろやめないといけないのだが。

音楽を聴いたり録りためたビデオを観る合間の読書なのでなかなかはかどらないが、今生のうちに果たさなければきっと未練が残って往生できなさそうだ。






Last updated  2005年08月17日 23時03分51秒
コメント(0) | コメントを書く

全44件 (44件中 41-44件目)

< 1 2 3 4 5

PR


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.