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2004年08月22日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
どんどん続く怖い?話シリーズです。

怖いは苦手だが話すの大好きコーンです。

今回の話は怖いという類の物ではないのですが親族霊の話です。

私が剣道部だった時の同期の奴の話。

彼(以降マルボ)はどうも親族霊に守られているとお盆の時に来たお坊さんに言われたそうです。

というのもマルボが4歳の頃の話になります。

マルボのお父さんがマルボに初めてお使いをさせたときのことです。

ほら、子供に初めて買い物させるときって見つからないように後ろから着いていったりするじゃないですか。

それでですね、近くの八百屋まで買い物に行かせたわけです。

お父さんはニコニコしながら着いていったそうなのです。

しかしマルボは途中で道を間違えてしまったのです。

お父さんはマルボか迷わないようにいそいで着いていった。

が!しかし、急にマルボが一人でしゃべり出し「そっかそっか」と言いながらUターンしてきたのです。

お父さんはびっくりして走って見つからないように電柱の影に隠れたのです。

そしてマルボがちゃんと買い物をして自宅の近くまで帰ってきたところでお父さんはマルボより先に家に帰り、帰ってきたマルボに「マルボ、えらいえらい、よく一人で買い物できたなー」と褒めていたのですよ。




するとですね、マルボがこんな事を言ったのです









「おばちゃんがすぐ後ろにいてくれたから大丈夫だったよ」









・・・え?お父さんは後ろから見ていたのですがそんな人は誰一人いませんでした。





「途中一回道間違えちゃっておばさんに教えてもらっちゃったw」





????どういう事だ?お父さんは疑問になり「おばさんて誰?知らない人?」



こう聞いたそうです。



マルボはお母さんの部屋に走って行き、一枚の写真を持ってきたのです。



「このおばさんだよw」












その写真は丁度マルボが四歳になる半年前に交通事故で亡くなった母親のお姉さんの写真でした







お父さんはびっくりし、お母さんはその写真を見て、泣きながらありがとうと言い、次の日曜日には家族でお姉さんのお墓参りに行きお礼を言いに行ったそうです。

少し心温まるお話でした。





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最終更新日  2004年09月22日 13時55分07秒
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