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地震発生から3日目
あの日、いつもは車で幼稚園のお迎えに行くのを、何故か自転車にしようと思い幼稚園に向かいました。 幼稚園の園庭でママ友と話していると地震の弱い揺れを感じました。 あれ?と思いながら子供を呼び寄せると、いつもと違うと思わせるような強い揺れに変わりました。 ビンビンと音を立てるガラス戸、大きく波打つ電線 どこかで瓦が落ちる音… 子供を抱きしめ狭い園庭にしゃがみこんで揺れがおさまるのをひたすら待ちました。 ちょうど時間は小学校の下校時間。 ぴーちゃんの事も気になります。 ゆーたんを自転車に乗せ小学校まで走っていると、塀が崩れていたり瓦が落ちている家が。 あともう少しで小学校という所で再び強い揺れが襲ってきました。 ゆーたんを抱え込んでグラウンドを囲むフェンスにしがみつきました。 恐怖で脚がガクガクしました。 小学校ではグラウンドに避難した児童を親が迎え帰宅しました。 自宅は、庭の石灯籠が倒れ、食器棚のグラスは床に飛び散り、アップライトのピアノが20cmも前に移動しあらゆるものが地震のエネルギーの凄さを物語っていました。 がテレビのニュースを観て愕然としました。 目にしている光景が現実なのか…嘘だと言って欲しい… 町が…飲み込まれる。 今、私の住む町では電気も水道もガスも幸いにして止まる事なく供給されているけれど、それでも、計画停電になるからと乾電池を買い求める人、パンや非常食を買い求める人でレジに長蛇の列を作っています。 便利に慣れすぎて、平和ボケしていたツケが回ってきたように思います。誰に問いかけるんではなく、自分自身に。 大変な思いをされている被災地の皆さんを思うとただただ心が痛みます。 福島にいる友人の安否もまだわかりません。 どうかどうか 無事でありますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月14日 21時12分15秒
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