ユーホタイゼン~バックパッキング的なアウトドアの楽しみ~

2011/04/21(木)22:37

古くて新しい?シェラデザインズのテント

寝室(21)

最近、あまり注目してなかったけど、シェラデザインズ(SD)のテントが元気いいですね~。 ネットカタログ見てあらためてそう思いました。種類が豊富だし、価格も・・・まぁまぁの設定。 エクスペディション向きのテントはそれなりにお高め、ですが。 目を引くのはハブを駆使したポールワークで、スタイル自在、超3D、とでもいいましょうか、 ストレートポールでは演出不可能なルックスと居住空間を提供してくれそうです。SDといえばその昔「ここのテントを使うようになったら一流のアウトドアズマン!」 と、まったく根拠の無い自分的定説を持っていたので、今でもなんとなく憧れの存在。 特にアルパイン系のテントだけが持つブルー×イエローのツートンカラーの フライシートはアウトドアのステータスシンボル!だったのです。(笑)僕のSDテントはブルー単色のフライシートで「クリップフラッシュライトCD」というモデル。 ゆる~い感じのテントで夏場のバックパッキングなんかではよく使ってました。 購入したのは、忘れちゃったけど、たぶん90年代中期。 その時点でもかなり昔からある定番モデルって印象だったけど、最新版にもバリバリの 現行モデルとしてラインナップされている。こりゃ~、そうとう息の長いテントである。 ※写真は現行モデル旧モデルとはフライとメッシュの色以外は変わりないと思われます。 マテリアルやパーツなどの細かい変更で重量的には少し軽くなってるのかも知れません。 クリップフラッシュライトは本体とフライの空間が広く確保されインナーウォールはメッシュの 非自立式のテント。雨にはめっぽう強く結露も皆無。アメリカ西海岸生まれのテントなのに 高温多湿の日本の風土にマッチした、とても使いやすいテントです。 設営も簡単で、まず本体をグラウンドに広げて隅をペグで仮止めし、アングルのついた 長短2本のショックコード入りのポール(イーストン)をパタパタと連結したあと、ポールエンドを 前後のグロメットに差込んでアーチ状に立ち上げたポールに本体のクリップを引っ掛けて しまえば基本的におしまい。あとはフライシートをかぶせて、ペグの位置とガイラインを 調整しながらテント全体のテンションを決める。この手のテントはポールの反発力に依存しないタイプなので設営そのものは簡単ですが きれいに張るのには少々の慣れが必要かも知れません。 逆に弱点は当然のことだけど、ペグダウンができない場所での設営は難儀すること。 ペグの効かない岩場のテン場やコンクリートの護岸にテン張る場合はちょっと厳しい。 細引きに石や流木を結わえるとか、専用のアンカーを使用するとか、何らかの代替策は 必要でしょう。しかし、グラウンドの状態は選ぶとはいえ大抵の場合は何とかなるので夏場の低山用としては メッシュによる通気性も相まって、なかなかの使い勝手のよさ。 って、ここまで書いてきて最近全く出番が無いことに気付く。 そんなテントがこれ以外にも数張り・・・タンスの肥やし、ならぬ押入れの肥やしに。 使ってナンボのアウトドアギアなのにね。なんとかしなきゃ。 ところで、SDって、コロコロ代理店がかわりますが、今はコチラ→Sierra Designs  参加中です!

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