OB会
昨日は、浦和で書店研修時代のOB会があった。 参加者 10人 会長が存命のころは。100名近く来ていたが、会長がなくなるとともに 書店の経営悪化が全国に広がり、転廃業をした卒業生が多いためだろう。 なんでも、ソフトバンクの孫正義氏が、教科書をタブレットにしようと画策しているということが批判されている。 確かに、小中の教科書は国民の税金である。 それが、タブレットになれば、ダウンロードするだけですむのでかなりのコストダウンになる。 あえて、意見はいわなかったが、時代の流れでそのようになるだろうと感じた。 別に紙の媒体でなくても、情報が伝わるし、動画も見れるわけだから、新しい教科書の形としてタブレットというのは、面白い。 いままでの教科書を使いたいのであれば、有償で求めればいい。 しかし、そうなるといま残っている書店の多くは廃業せざるを得ない。 私は不動産屋だから、不動産屋に転業したいのであればお手伝いします。 本屋転業セミナーというものを書店組合でやればいいのだが、 そもそも書店を続けるのが書店組合の目的だから、そうはいかないか。 基本的に書店というのは、立地産業だったので、多くは駅前や人通りの多い商店街にある。 不動産屋以外にも、コッペパン専門店、テナント募集、ファーストフード、コンビニ、スナック、から揚げや、塾、整体、床屋。携帯ショップ、等々利益がでそうな商売はある。 ただ、書店をしている経営者は高齢が多く、いまさら、新しい商売をするのは困難だろう。 それなら、少しづつ扱う商品を トレカやホビー等に変えていくか、店自体をテナントとして賃貸し教科書だけをするというような方法しか思いつかない。 ネットの普及によって、商売の環境は劇的に変わった。 立地や規模の大小で多くの商売の優劣は決まっていたが、ネットの普及で それ以上に、価格訴求が強く求められている。