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The road to the Holy Grail

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2024年09月14日
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カテゴリ:ワイン会
今日は遠路、東京や栃木からノリさん、サトちゃん、よしこちゃん、ゆーゆーが名古屋までお越しくださり、少し早いですが僕の生誕60年祭をやってくれました。皆、共に仕事をし、共にグラスを傾けた仲間達です。お店は矢場町駅近くにあるCarnavalです。


今回は完全ブラインドでのワイン対決です。
皆、今日のこの会のために数年前からワインの準備を始めていたそうです。
有難うございます!

一本目はよしこちゃんから泡が供されます。
今日のワイン会は相当のレベルであると予想されますが、さて何だろう?
飲んだ第一印象は、若々しく、きりっとしまった感じ。でもうまい。
これは難しい。泡はよほど特徴的な銘柄でないと当てられない。
これはKRUGのNVとは違う。Vintageだとどうだろう? 僕の知るセロスでもない。
それ以外だと、なかなかわからない。
ドンかもしれない。ドンは長い間熟成させても、なかなか明確な熟成感が出てこないというか、若々しい状態であることが多いし。
僕の予想は、ドン・ペリニヨン 2004。
サトちゃんとノリさんの見立てはドンペリの2002。
ゆーゆーの見立てはクリュッグの2006。

さて、正解は、
Don Perignon P2 2004


な、なんと、P2です。
初めて飲みました。
2004年のドンは持っているのですが、P2と類似してるのか、やはり違うのだろうか??
一本目からトマホークミサイルが飛んできた感じです。

ニンジンのムース生ウニ添え


奥美濃地鶏


二本目はノリさんから白ワインが供されます。
濃い黄金色で、香りからも熟成が伺われますが、これが早期熟成なのか、相応の熟成なのか?
この熟成具合から思い出されるのは、”ルーミエ死す”で飲んだ、ジョルジュ・ルーミエのコルトン・シャルルマーニュ。このワインはその時のルーミエのような強い酸化感があるわけではありませんが、少し共通項もあるような。でも、ルーミエではないとは思うのですが。コルシャルとも少し違うような。。
上等なワインには違いないですが、さて、何だろう?
これはルイ・ラツールあたりのシュヴァリエ・モンラッシェ。2000年あたりか。それでどや!?

ゆーゆーの見立てはルイ・ジャドの何か。
よしこちゃんの見立てはルフレーブのバタール・モンラッシェ 2008
さあ、勝負。

正解は、
Louis Jadot Chevalier Montrachet Les Demoiselles 2004


そうか、これは当てたかった。。
良く熟成し、とても美味しいシュヴァリエでした。

ズワイガニとカマンベールのキッシュ


3本目のワインはゆーゆーから供されます。
ボトル形状から、ボルドーワインだと想像されます。
熟した柑橘系の香りを含む複雑な香があり、とても美味しいです。
若いと思うのですが、この柑橘香は熟成によるものなのか?
ボルドーの白となると、オーブリオン・ブラン、パヴィヨン・ブラン、イグレック・ディケムありがすぐに頭に浮かびますが、さて。
パヴィヨン・ブランは10~20年くらい前に何度か飲んだくらいで、その後かなり品質も価格も上がっているとは聞いているものの、経験的には考える根拠がないので、当てずっぽうでイグレック・ディケム2018と予想しました。

ノリさんの見立てはパヴィヨン・ブラン2013
よしこちゃんとサトちゃんは同じくパヴィヨン・ブランの2008

正解は、
Pavillon Blanc du Ch Margaux 2009


パヴィヨン・ブランかー!
不覚にも、グラスに注ぐ時にボトルを良く見ていなかったので、ボトルの特徴を把握できませんでした。
よく見ていれば、ヒントになった気がします。
それにしても、以前何度か飲んだ時の印象とは全く違います。熟成の影響なのか、品質向上の影響なのか。ボルドー・ブランを熟成させるとどんな感じになるのか、経験が少なくよくわからなかったのですが、こういう感じで良くなるのですね。
銘柄もヴィンテージも大きく外し、完敗でした。

まだかのポワレ


続いて、サトちゃんから赤ワインが供されました。
ノリさんの勧めで購入したボトルだそうです。
力強い果実香と熟成香があり、これはなかなかのものだと感じます。
第一印象はヴォーヌ・ロマネ。この線で考えてみました。
でもヴォーヌ・ロマネのGCだと凄い銘柄ばかりで、購入するとなるとなかなか厳しいものがあります。
何だろう。。
こうなると、飲んだこともないものを当てずっぽうで言うしかありません。
よし、ルシアン・ル・モワンヌのエシェゾー 2012でどや!?

よしこちゃんも見立てはデュジャックのクロ・ド・ラ・ロッシュ 2010

正解は、
Dujac Clos de la Roche 2008


わーお、デュジャックのクロ・ド・ラ・ロッシュ。
よしこちゃん、凄いじゃないですか!
後から思えば、確かに力強さを考えると、エシェゾーではなかったのかな。。
あー、村も畑も当てられない。。

秀麗豚


最後のワインは僕から。
5年以上も前からこの日に開けようと考えていたワインです。

香りはそれほど強くはありませんが、熟成したうっとりするような高貴な香が立ち上る。
思ったより若々しい。
やはり、ロッシュの方が力強く、こちらの方がまろやかな味わい。
さて、当たるかな??

ノリさんの見立てはヴォギュエのミュジニー 1995
よしこちゃんはDRCのエシェゾー2003

さてさて、正解は、
DRC Echezeaux  1998


よしこちゃん、なに、またしても!
事前に僕が、”S級ワインを出す”と言ってあったので、それをヒントに、ブルゴーニュのS級ワインということは、きっとDRCかルロワだろうと推測したそうです。
心理戦とはいえ、お見事! かなりの研鑽を積んでいますね。

イチジクのタルト


今日のワイン達


今日はどれも素晴らしいワインばかり。まさに至高のワイン会となりました。
高級ワインを持参し、泊りでわざわざ名古屋まで来ていただいてのワイン会、本当に有難うございました。会社でのワインライフの全てがここに凝縮されたような、まさに一生モノのワイン会となりました。
もうこの先、今日以上に何か良いボトルを開ける理由が見つかるだろうか?
でも、良いワインはまだまだあります。またご一緒出来る機会を楽しみにしています。





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最終更新日  2024年09月15日 18時36分40秒
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