|
カテゴリ:道具あれこれ
昼間が短くなり、そして休日を使って木地の削り出しをしているせいもあって・・・作業があまり進行していません。
下地が大事というか・・・現在、素地研磨に非常に時間がかかっています。 今回は石突取付け編。原木である樅の直径が約3cm強と太いため、前回のように鹿の角の先端を使うと非常に先細りとなってバランスが悪くなる気がしました。 よって、今回は太めの付根(クラウンスタッグ)部分をカット。長さも必要最小限(2.5cm)にカットします。 カットした根元部分は想像以上に詰まっており、楕円の円柱となるようにひたすら削って成型しました。 ほぼ原型は無くなりましたが、ツルンとした状態まで研磨(#150→#320)しつつ、原木に取付ける部分はシッカリと面出ししました。 失敗したのは研磨時にマジックを使ったせいか鹿の角に吸い込まれてしまったこと。・・・写真の黒く滲んだ部分です。 (一旦吸い込まれると溶剤を使っても取れませんでした) ある程度削り込んだ原木に直径3.5mmの穴を空け、M4のネジを切り・・・石突き側も同じ作業を行います。(石突き側は直径5mm程度まで大きめの穴を開けます) その後、エポキシ系接着剤を頭ナシネジ(M4×30mm)に塗り・・・原木にねじ込み、石突き側はエポキシ接着材を穴に気泡なきよう充填して圧着します。 前回は紐で縛りましたが、今回はクランプでガッチリ圧着。はみ出たエポキシを拭きとって乾燥を待ちます。 待つこと一昼夜、石突きの接着は良好・・・タモ枠の接着も良好。しかし・・・成型で削りすぎたせいか、枠の直径が細くなりました(笑) 石突き接合部も綺麗に成形しつつ・・・タモ枠内部の節を綺麗に削り取っていき、全体を削り込みます。 次回は塗装工程迄とします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[道具あれこれ] カテゴリの最新記事
|