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遅ればせながら、我らが岡ちゃんの「蹴球日記」を読了した。
2002年の日韓共催W杯の観戦記が中心で、その合間に自身の監督哲学やら、 過去の体験などの四方山話をはさむという構成。 観戦記の方は、さすがと思わされる点もあるが、 まあ取り立てて取り上げるほどの内容ではない。 「フランスはリーグ戦で敗退すると思ってた」 「リーグ戦が終わった段階で、決勝はブラジルvsドイツだと思ってた」 後だしじゃんけんかなと思わなくもないが、 やはり監督をする人の目は確かなんだなと素直に感心。 それより面白かったのが、四方山話の方。 現役を終えて、コーチとしての勉強をしたいと思った岡ちゃんは、 会社(古河電工)に退職をちらつかせて、ドイツ留学を実現させる。 だが、ドイツに行ったものの、相手クラブの受け入れ態勢が 全く整ってなくて、練習参加を断られる。 そのまま帰国する訳にもいかないので、交渉の末やっとの事で 何とかグラウンド外から見るだけならいいと了解を取り付ける。 見るだけという言葉に素直に従うはずもなく、 毎日少しずつ練習する選手に近づき、 最後にはコーチらしい仕事を与えてもらえる・・・ 以外と大胆なんだなぁと思った。 のび太と揶揄されもする外見からは想像もつかない。 一番の驚きは、デル・ピエーロと仲良しだというくだり。 大分で行われたイタリアvsメキシコの後、デル・ピエーロに イタリア代表のプレイベートな食事会に招かれて、 ディ・リービオの口からトラパットーニの悪口を聞かされるあたりは、 非常におもしろい。 つーかこんな事書いて問題にならんのか?(^^; そのほかにも、なかなか感動的ですらある四方山話がちりばめられていて、 あっという間に読み終えてしまった。 お勧め度(5段階):☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003.06.14 01:33:58
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