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テーマ:サッカーあれこれ(20134)
カテゴリ:マリノス:下部組織
関東プリンス2008開幕。
関東は今年から1,2部制になり、横浜の属する1部は全国上位レベルの強豪揃い。そんな厳しい戦いの幕開けは、枝垂桜が見ごろを迎えた保土ヶ谷で同じ神奈川の桐光学園との一戦。桐光学園の3年には新子安2005OBのGK五十嵐、DF上坂がいる。横浜には学、仁を筆頭に新子安2005のメンバーが多くいるのは御存知の通り。忘れがたい新子安2005のメンバーがほぼ3年ぶりに対戦するこの試合は今期のプリンスリーグでも最も楽しみな一戦だった。 横浜は曽我が右サイドバックで久々に復帰。左サイドバックは岡。GKは都丸。それ以外はほぼいつものメンバー。一方の桐光は五十嵐、上坂ともにスタメン。緊張と興奮の開幕戦が始まった。 序盤から横浜は前線の機動力で桐光ゴールに迫る。開始6分には学がミドルシュートで早々と先制。幸先のいいスタートに思えた。先制点をあげた後も、曽我、再び学のシュートが桐光ゴールを襲う。しかし、五十嵐がしっかり防ぎ追加点は許さない。 桐光の武器は何といってもU-19代表候補にも選ばれている長身の瀬沼優司。その瀬沼が生きたのが前半16分。佐竹のCKをどんぴしゃヘッドで合わせ、桐光が同点に追いつく。これで勢いづく桐光学園。前半の残り時間は後方からのロングボールを前線に放りこむ”瀬沼大作戦”で、桐光が横浜ゴールを脅かす。しかし、都丸の好プレイと、ゴールバー君の大活躍でかろうじて失点を免れる。 前半押され気味の横浜だったが、前半32分。佐藤優平のパスカットから学が得意のドリブルで右から切れ込む。角度のない所から放たれたシュートは桐光DFにあたりコースが変わりゴールイン。流れが悪いながらも横浜が再びリードを奪う。前半は2-1で折り返し。 後半立ち上がり3分。またしても11番瀬沼。今度は清水が簡単に抜かれてしまいGKと1-1。好調の都丸もこれはさすがに防げず、あっさりと同点に。横浜の11番にも再三のチャンスが訪れる。しかし、今日の松尾にはサッカーの神様は試練を与えた。何度もあったチャンスはことごとくゴールをそれる。後半19分には小野悠斗と交代。まっちょ、次だ!次! 桐光は次々とメンバーを変えて、守備重視の戦いをしつつ”瀬沼大作戦”での1発を狙う。人数をかけた守備に横浜は攻めあぐねる。その分、桐光の攻撃もパワー減。硬直した時間が続いた。 ゲームが再び動き始めたのは残り時間5分。後半39分にはカウンターから三度瀬沼がゴール。逆転されてようやくスイッチの入った横浜は、アグレッシブな攻撃を見せる。残り3分。せめて引分には持ち込みたい横浜。学が仕掛ける。PA内にドリブルで侵入。五十嵐が前に出て交錯。このプレイで五十嵐にはイエローカードが、横浜にはPKが与えられた。このPKは端戸がしっかり決め、土壇場で横浜が追いつく。終了間際には関原のシュートが飛び出すが、これは五十嵐が弾く。そして、終了のホイッスル。 去年もプリンス開幕の韮崎戦はドローに終わった。今年もまたもやドローで終わったが、逆転されてから追いついてのドローであるところは去年より評価できるか。次の武南戦は初のホームゲームでもあるし、しっかり勝って波に乗ろう!最後の年だ、悔いのない戦いを! <スタメン> _______端戸仁(9)__松尾康祐(11)______ 齋藤学(10)_______________関原凌河(17) _______荒井翔太(7)_佐藤優平(6)_______ 岡直樹(22)__甲斐公博(4)_清水皓平(3)_曽我敬紀(2) __________都丸雄司(16)__________ 交代: 後半19分 松尾康祐(11)→小野悠斗(18) 得点: 前半06分 齋藤学(10) 前半16分 (桐光:瀬沼優司(11)) 前半32分 齋藤学(10) 後半03分 (桐光:瀬沼優司(11)) 後半39分 (桐光:瀬沼優司(11)) 後半41分 端戸仁(9):PK お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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