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カテゴリ:塾について
1年前の12月10日に京進で講師が生徒を殺害するという悲しい事件が起きた.
この事件を受け,「全国学習塾協会」が2007年度から塾講師の検定試験を始めるらしい. あの事件はバイト講師個人と過去に犯罪暦があったにもかかわらず彼を講師として雇った塾に問題があるのであり,すべての塾に問題があるということではない. ---------------------- ニュース引用 ----------------------------- 年数回の試験では、協会の「倫理綱領」「行動規範」などを基に半日程度の研修を行う。その上で、受験者の授業風景を撮影したビデオを提出させ、熱意や服装、言葉遣いなどをベテラン講師らが採点する方式になる見通し。面接試験の導入も検討している。資格の有効期限は1年で、定期的に適性をチェックする仕組みだ。 ------------------------------------------------------------------ 塾というのはサービス業であり,単に教え方が上手いということだけではその講師が持つ力をはかることはできないと思う.少々教え方が下手であっても,生徒や保護者との信頼関係があり,成績を伸ばすことができていれば塾講師としてはいい講師ではないだろうか? 塾講師の検定試験を設けることにより,大手塾は安心するだろう. 「検定試験の1級持ってます」となれば,ある一定基準はあるとみなされ(誰に認められているか・・・というのはこの際考えない(笑))雇う側として少しは安心できるのかもしれない. しかし,この事件は生徒との信頼関係がなかったということが原因であり,そのことに気付いていた塾が何も対策をしなかったことが問題なのである. 一方で教員免許の更新制度が2008年度から導入される見込みらしい. 塾講師と違って学校の先生というのは,一度なってしまえば余程のことがない限りずっと学校の先生を続けることができる. そのため普段から努力しなくてもクビになることはなく,適当に毎日を過ごしていれば金を貰えるという先生もいる. 最近は特に,「どうしてこんなのが学校の先生なんだ!」という先生が多い.多すぎる. 教員免許の更新制度を導入すれば,こういう馬鹿教師は一掃され,免許がなくなるかもしれないと考えることにより少しは努力もするだろう. しかしこの更新制度だけで教師の資質が向上するかどうかは,その制度の中身にかかっていることは言うまでもない. 塾講師にしろ学校の教員にしろ,一部の先生が問題であって,全体が問題というわけではない. すごく熱心にやっている学校の先生からみれば,免許の更新制度なんてただ面倒なだけ. 何の努力もしない給料泥棒はさっさとクビにしてしまえばいいとさえ思っているだろう. 塾講師でもただ毎日適当に教えているだけの先生もいれば,日々色々なことを考え,自分に課題を与え自己の職業能力を高めていく先生もいる. 楽天の塾ブロガーの先生方は本当にすごい先生ばかりだ. 日頃忘れていることでも,記事を読むことにより改めて考えさせられることが多々ある. みかみ先生に会って色々考えた結果,楽天ブログを始めることを決めた. ブログを通じて色々な先生方と知り合うことができた. 昨日の自分より少しでも良くなるように日々精進していきます! これからもよろしくお願いします. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.12.17 14:40:36
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