「ホロゴン讃歌」　　　　　HologonUltraWide　至高のレンズがあれば、写真家いらず

世界中の文化が混じり合いつつある現代、

これにコマーシャリズムの無軌道が手伝って、

美しさの基準が完全に見失われてしまいました。

おかげで、かつては上品、下品の区別ははっきりしていたのに、

今では、品位などという価値基準はどこかにすっ飛んでしまった感があります。

その好例が、ゆかた。

ショッキングな色と柄のゆかたには思わず目を覆いたくなります。

昔の少女なら、恥ずかしくて一歩も家を出られなかったようなゆかたを着て、

少女たちは、がっぽがっぽと下駄を鳴らしながら、繁華街を大股にのし歩きます。

こんな姿を美しいと若者達が感じているとすれば、

私は完全に時代遅れの人間となってしまいました。

でも、時代遅れで結構！

私は昔ながらの美のスタンダードを固守します。

高松で一番嬉しかったこと、それは、

少女たちが昔ながらの清楚なゆかたに身を包み、小股で静かに歩いていたこと！

みんな、みんな、美しかった！

三枚目は、昔の美少女です。

やっぱりどこかなつかしいファッション。