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「ホロゴン讃歌」     HologonUltraWide 至高のレンズがあれば、写真家いらず

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2008/06/14
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カテゴリ:ある日シリーズ
学生の頃、トーマス・カーライルの「衣装哲学」という本が好きでした。

独特の哲学を衣装に託して極めて分かりにくく語った本です。

若いときには、こんな本が読みたくなるものですね。

分からないのに、幾度も読みました。

結局ぜんぜん理解できていなかったことは明らか。

なぜって、ひとっかけらも覚えていないのですから。

でも、いつも思うのですが、人は着るものによって完全に規律されてしまうようですね。

私は、背広を着る仕事をしてきました。

だけど、この背広が大嫌い!

着た途端、自分が背広族に変身したことが分かるからです。

それなのに、妻は「あなたは背広を着たときしか様にならない」と言います。

結局背広でしか見てもらえない無個性人間にいつしかなってしまったようで。

悲しいですね。

スーパーマンが、トイレかどこかに入って、背広を脱ぎますよね。

あの気持ち、よーく分かります。

背広を着て空を飛ぶなんて、

さすがのスーパーマンにもその気になれない!

今回の写真の背広族、かわいそうですね。

休日なのに、こんなによい天気なのに、こんなところで販促業務。

同年配の青年がすっかり変身して、町に出てきているのに…

なんで、あんな変なカメラで写真撮られなければならないんだ!

うらめしいな!


041004御堂筋・案内番1.jpg


041004御堂筋・黒龍2.jpg


041004御堂筋・案内番3.jpg





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Last updated  2008/06/14 02:40:14 PM
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