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モノクロ風の粒状性を呈する壁面を見ると、 ぐっときて、飛びつく癖があります。 なぜなのでしょうね? いろいろ考えてみたのですが、 第1には、画像の単純化志向、 第2には、水墨画への憧れが関係しているようです。 モノクロームを楽しむ時間が長かっただけに、 カラーに移行してから長い時日がたつのに、 結局、モノクローム流感覚が抜け切れていないのかも知れません。 もちろん私にだって、華麗な色表現をしてみたいという気持ちはあります。 でも、今回のある日シリーズの写真全体を鳥瞰していただきますと、 結局、私はモノクローム流感覚でカラー写真を撮っている、 そんな解釈を許したくなることでしょう。 大正区の細い長屋筋の古壁面、 これをどう見るか、どう解釈するかは、 あなたのご自由です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/07/13 12:08:18 AM
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