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「ホロゴン讃歌」     HologonUltraWide 至高のレンズがあれば、写真家いらず

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2008/07/29
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カテゴリ:ホロゴンドラマ

いつも思うのですが、

金や地位と良い人間性とは反比例するようです。

失うものが少ない人、

より多くのものを得たいと思うことがない人、

そんな人の方が、心広く、人にやさしいようです。

アジアの諸都市のいわば低所得者層の路地を歩いてきました。

なぜかいやな思い一つしたことがありません。

よそ者と見て、白眼視したり、だまそうとしたり、

そんな人に出会ったことはほとんどありません。

むしろ信用のおけそうな容姿風貌の人間、

そんな人間をこそ気をつけることにしています。

逆に、人が悪そうな奴がかえって信頼できる。

なにかを人から得たいと考える人間は外観を気にするのに対して、

そんな欲望のない人間は外観をつくろわないからです。

これは、私が人生で手に入れた認識の一つ。

タイでもそうでした。

運河沿いの、文字通り「赤貧洗うがごとき」スラムを通り抜けました。

ありあわせの木片の不細工で不安定な寄せ木細工の通路、

その両側は、なんと段ボールの家なのです。

あんまり狭いので、寝ている人の足が通路ににょきっと出ています。

私が通りあぐねていると、

次の家から顔を出した男がにっこり笑って、

遠慮なく通ったらいいよというジェスチャー。

水と緑はやはり人の心を洗うようですね。



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Last updated  2008/07/29 12:33:47 AM
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