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今日はバレンタインデーですな。
私は差し上げる方なので、別にうれしくないけど、 お返しは楽しみ。フフフフッ。。。 「バレンタイン」と言って思い出す事件。 というか、思い出すのも恐ろしい事件。 あれは、小学校3年だったか4年だったか、忘れたい思い出なので、はっきりとは覚えてないんですが・・・ 2月14日近くの日曜日に起きました。 バレンタインといえば、女子が男子にチョコをプレゼントするっていうのが 普通というか、常識なんだけど、 私の場合、当時はそんな恋ゴコロを抱く男性(ヒトと読む)はいなかった為、 仲良しだったお友達Sちゃんと一緒に、お友達のHちゃんのお家に遊びに行きました。 一応「バレンタイン会」などと勝手に呼び合い・・・・ 3人でなぜかチョコを交換して、食事をして、3時頃まで遊んだ。 Hちゃんのお家は、私のお家から徒歩10分ほどのところにあります。 Sちゃんのお家は、私のお家を超えてさらに徒歩15分ほどのところにあります。 (分かりますかねぇー。要するに、私のお家はSちゃんちとHちゃんちの間にあるわけです) SちゃんとHちゃんちを出て、私の家までの道のりには、 保育園と、小学校があって、民家はパラパラあるだけで、小学校と保育園の周りにはまったく民家はありません。 その帰り道、二人で今日は楽しかったねぇーなんて話をしていると、 自転車に乗った高校生くらいの男の人が私達をすーっと抜かして行きました。 そこまではよかったんです。 その人は、私達を抜かしていった後、すぐに自転車を止め、ボーっとしてました。 私達はその男の人を横目に抜いていきました。 すると、またその人は私達をスーッと抜いていきました。 私が 「なんかヘンな人だよね・・・・」 と言うと、Sちゃんも 「そうだね。気味悪い・・・」 と言いました。 その人はそのまま自転車でビューンと行ってしまった・・・・かに思ったが、 なんと、しばらくして、小学校の正門から自転車の荷台に毛布を積んで出てきました。 なんだかとってもヘン人です。 その人は、小学校前のタケヤブの前に自転車を止め、毛布を持ってタケヤブの中へ入っていきました。 そのタケヤブの前を私達が通りかかったそのとき、タケヤブの中から 「すいませーん、すいませーん。ちょっと手伝ってくれないかなー」 と私達を呼ぶ声が聞こえてきました。 「なんだろう・・・・ココの持ち主の人なのかなー」 と言いながら、恐る恐るタケヤブの中へ入って行きました。 10メートルくらい中に入ると、そこにはさっきの男の人が恐ろしい顔をして立っていました。 その人は私達に向かって 「どうしてジロジロと俺の事を見るんやー」 と言ってきました。私は 「はぁ??別に見てないけど・・・・・」 と言うと、そいつ(ここからはそいつにします)は 「ズボン脱いでココに寝ろーっ」 と言いました。ふと見ると、そこにはさっき小学校から持って出てきた毛布が敷いてあった。 なんだか急に怖くなって震えて来た。 「いやだ」 と二人して言うと、強引にズボンを脱がせようとしてきた。 (ちょっとスリリングでしょ??) 私達は必死で抵抗しました。 私は、とっさに(逃げるしかないっ)と思って、Sちゃんを置き去りにして、その場から走り出しました。 Sちゃんも続けて逃げようとしましたが、腕をつかまれて逃げられなくなってしまいました。 私は、後ろを何度も何度も振り返りながら、 「Sちゃんが・・・Sちゃんが・・・・殺されちゃう・・・・」 と言って、家の方へ向かって全力で走りました。 2分ほどで家に着いて、お父さんを呼びました。 「おとーさーん、おとーさーん」 お父さんは、裏庭で作業をしていました。 「Sちゃんが、Sちゃんが・・・・」 言葉が出てきません。何をどう説明したのかはよく覚えてないけれど、なんとかお父さんに今の状況が伝わりました。 私とお父さんは、そのタケヤブに向かって走りました。 すると、その様子がタケヤブの中からチラチラと見えたのか、 そいつが出てきました。 そいつは、自転車に乗り、私の方へ勢いよく近寄ってきてひとこと・・・ 「お前、覚えとけよっ」 と、吐き捨ててお父さんの制止を振りきり逃走しました。 私は、そいつの後ろからSちゃんがトボトボと歩いてくる姿を見つけました。 「大丈夫だった??何かされた??」 と聞くと、 「大丈夫だった。すぐに来てくれてから・・・・」 と言いました。 Sちゃんは、その日はオーバーオールを着ていたので、そいつも 脱がすのに手こずってしまったらしく、未遂だったようで・・・・ その後、Sちゃんがお家までどうやって帰ったのかは覚えてません。 そして、翌日、学校に行き、その出来事を先生に話しました。 私達二人は、警察の事情聴収を受け、似顔絵を書き、マジックミラーの中にいる容疑者らしき人の顔を見ました。 残念ながら、犯人ではなかったんですけど・・・ Sちゃんは、学校の帰り道で、時々そいつの姿を目撃していたらしいんだけど、怖くて、誰にも言えなかったみたいです。 私の記憶はほとんどなくなってしまって、今、そいつを見ても 分からないかもしれないけど、もしも、見つける事が出来たら 許しません。 という恐ろしい体験をしました。 バレンタインがくると、毎年思い出します。 春はおかしな人が大発生します。 みなさんも気をつけてくださいね。 そして、コドモもキケンです。知らない人には絶対ついていっちゃダメです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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