「肥料について」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2002/09/09━

  †††花のある生活を楽しもう!†††  ~役に立つ花の豆知識~
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心に潤いを与えてくれお花。気取らない小さな花でも生活に取り入れたい
ものですよね。そこで、花のキレイな飾り方、長持ちさせる方法、お得な
買い方などお花屋さんの裏情報を交えながら解説していきます。
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今回は「肥料について」です


みなさん、肥料にも種類があるのを知っていますか?

●液肥・・・液体状になっている肥料。原液と何倍かに薄めてある種類もある。
      早く植物に与えることが出来るので、速効性肥料とも言われる。

●固形肥料・・・粒錠になっている肥料。
        ゆっくりと与えることが出来るので、緩効性肥料とも言われる。

主に固形肥料が店頭に並んでいると思います。
ですが、本当は使い分けた方が良いという事はあまり知られていません。

固形肥料は、水をあげるときに少しずつ溶けながら肥料を与えるような仕組みに
なっています。
例えばサボテンは固形肥料だったらどうでしょうか?
砂漠の中に自生してる植物なので、水を極端に嫌います。
固形肥料だったら、月に1回も与えられないかもしれません。
液体肥料だったら、数回に分けて与えることが出来ます。
(サボテンなので頻繁に与えることはお勧めしませんが・・・)
植物が早く求めているか、遅く求めているかで肥料を使い分けると良いでしょう。

それと、要素も関係してきます。

●窒素・・・葉や枝、根を生育させる要素。足りないと葉が黄色くなる。
●リン酸・・・開花や結実、根の成長を促す。果実の甘さを出すのもこの要素。
●カリ・・・根や茎を強くし、各部の成長を良好にする。

という3つの要素があります。
園芸店などでは8:8:7と書かれている商品があるのはこの3つの要素がどの
配分で入っているかを示しています。
(左から窒素:リン酸:カリの順です)
それを良く見てから購入すると植物にあった肥料を与えることが出来ます。

肥料は、たくさんあるわけではありません。
大きく分けてサボテン類・花・観葉植物・畑用
という種類でそれぞれ分けて使用すれば良いので、それに区分されれば
どの種類に使用してかまいません。

肥料は栄養を取る上で大切なものです。
良い物を吟味すれば、花でしたらより鮮やかな色を。
観葉植物なら元気な株を作る手助けをします。


次回は「病害虫について」です。


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多年草・・・花が咲き、枯れてしまうが種がこぼれてそれをまくと来年も楽しめる
      (まれに枯れずに来年も楽しめる植物もある)
      ひまわり、朝顔など



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