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カテゴリ:書道
2017年、5月5日6日7日の3日間、京都文化博物館の5階で開催されました辛酉会書展に出品しました。
今年は生誕150年の正岡子規・夏目漱石にスポットを当てた作品5点を展示いたしました。 写真に解説を入れています。最後までご覧頂ければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。 京都文化博物館(中京区三条) 漱石が松山で教師をしていた時、その下宿先に子規が居候として寄居した時に共に詠んだ句 子規・・・・桔梗活けてしばらく仮の書斎哉 漱石・・・・愚陀佛は主人の名也冬籠 起居を共にした漱石の下宿先を出て、東京に帰るときにお互いが詠んだ別れの句 子規・・・行く我にとどまる汝に秋二つ 漱石・・・お立ちやるかお立ちやれ新酒菊の花 この時、子規は漱石に拾円を借り、途中奈良に寄ってあの名句「柿喰えば鐘が鳴るなり法隆寺」が生まれた。 このお金は後に孫が漱石の孫に当時の額面で返済したと、聞く。今の金f額では約10万円位らしい。 正岡子規が日清戦争の従軍記者として反対を押し切って清国に赴いたとき、旅行鞄に書き付けた文字。 この作品は麻布に文字を型染めして墨で染めたもの。彼が清国に着いたときはすでに戦争は終わっていた。 出品作5点 お母さんと一緒に展覧会に見に来てくれました。写真撮られるのは「はずかし~ぃ!」 会場風景 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 1, 2020 02:26:10 PM
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