我が家のお節
甲午元旦の我が家のお節です。両親が亡くなって久しくなると共に、お節が簡素化されたり省略されたり・・・・チョット胸が痛みます。夫も子供もお正月の料理を好まないので、私に「作るな!つくるな!」と牽制しますが、それでも縁起を担ぐ私は「これだけは譲れない!」と思うものを豆皿に盛って並べます。お節の中でも家族に好評なものを選んで作っています。代表的なものは『ゴマメ』・・・素揚げして七味醤油に絡めただけの至ってシンプルなもの(写真)左上竹籠に入ったもの。去年の暮れには親しい人にプレゼントしました。なんとゴマメ70g入りのもの10袋、レシピを添えて。鯛の豆皿に盛った黒豆。丹波の本場からのお取り寄せ。友達の友だちが作られたものなので至って安心。一昨年の好評に応えて去年は2kgも煮てゴマメとセットで配りました。お店で売っているものと違って、甘すぎないところが良かったようです。御なますは、胡麻がたっぷり入った七色なます。サラダ感覚で頂けて栄養たっぷりです。極め付けは、吹田慈姑(くわい)、ナ、ナ、ナント我が家で採ったもの。夏には葉っぱが大きく茂り、花も咲きましたが・・・・・収穫は申し訳ていどでありました。しかし「芽が出るように!」の願いがこもっていますから、丁寧に掃除してこれも素揚げしてお塩ぱらぱら・・・御膳の中央にたたき牛蒡と仲良く盛られています。慈姑だけで盛りたいところでしたが、収穫がお皿にこれだけ、大きさがわかるように1円玉にご足労おかけしました。 お雑煮は関東式。あ~ぁ、白みそのお雑煮が食べたい!!! 夫も息子も白みそのお雑煮が苦手なんです。あの味が理解できないとは・・・・残念です。