2008/11/21(金)01:49
バングラデシュのナフ川の港
バングラデシュ南部の町,コックスバザールから,さらに70km南の町テクナフへ行く途中,左手にナフ川が見えてくる。'04年8月。
'06年6/28の日記の画像大幅充実リニューアル版だ。
ナフ川の対岸はミャンマーだ。晴れていると,見えるという。
テクナフに向かって,川沿いの道を車で走っていた(ホテルのボーイがガイド兼ドライバーをしていた)。
港らしいものが見えてきた。車を止める。トラックや車が止まっている。
港の建物の周囲は厳重に有刺鉄線付きの金網が張り巡らしてある。閉まった門の前には多くの人がいた。
門には銃を持った兵士らしき者が立っている。「中を見たいか?」とガイド。「もちろん見たい!」さっそくガイドが受付で交渉する。関係者以外は立ち入り禁止らしい。交渉に時間がかかる。やはり無理か?…「OK!」入れた!船の撮影はOKだが,港は撮影禁止と言われた。兵士がいたところをみると,軍事的な秘密でもあるのか??
門をくぐると,建物に入り,外から見えないところでガイドが合図。「あっ,賄賂か。」…兵士に渡す。日本円では,微々たるものだが。これを渋ると,退去だろう。
敷地には,建物の他に倉庫などもあった。トラックが止まっている。
その向こうは川で船が何艘か止まっていた。一艘の船からは米を運び出している。ミャンマーから来たらしい。港のトラックへ積んでいるようだ。そういえば,ミャンマーからの密輸品は多い。
この川の向こうは,ベンガル湾(海)だ。
さらに桟橋を進む。
海で捕れた魚を下ろしている。
1匹ずつビニール袋に入れてある。氷で冷やしてもいる。ナフ川から少し下るとベンガル湾なのだ。みんな熱心に仕事をしている。
移し換えた魚は,米と同じく港の倉庫へ運んでいる。結構重そうだ。
ちょっと手が空くと,私の方をめずらしそうに見てくる。その私の横では,ずっと兵士が私を見ている。船以外を撮影しないように監視しているのだ。
…が,スキを見て何枚か撮っていたのだ!兵士の後ろから撮ったので,気づかれなかったが,私の後ろの船員たちは見ていたと思う。叫ばれたらどうしよう…とは思わなかった。(^^;)しかし,ほとんどがブレていた…
これは,港の倉庫の一部と,米をトラックに積み込んでいるところ。
ふつうは見学・立入禁止の場所でも,地元人ガイド(私の場合は,即席ガイドに近かったが…)に頼めば交渉してくれることがある。チッタゴン郊外の大型船舶解体場に行った時も,同じく頼んで見学させてもらった。しかし,たいした額ではないにしろ,賄賂と言うか心づけ(良く言えばチップ)が必要だ。
バティアリの船舶解体場については,'06年7/8の日記と'06年5/20の日記でUPしている。さらに,フェアトレード通販専門店のサイト「地球まる」の中で,私が書いている連載でも「バングラデシュ バティアリの船舶解体場」として取り上げている。
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