アジアを旅しよう!2号館 from ミャンマー

2010/11/07(日)23:35

ミャンマーで日本人記者拘束!

ミャンマー(1178)

 ミャンマー(ビルマ)で,日本人記者が当局に拘束されたという。APF通信社(東京都)の山路徹代表だ。この通信社は,あの長井さんが所属していたところだ。長井さんは,'07年9月に,僧侶のデモを取材していたときに,軍により射殺されている。  そのときに,現地へ行き遺体を確認したのは,山路氏だ。  '07年9月,長井さん射殺直後の画像。ロイター=共同から引用の画像だ。  '07年12月に,その現場へ行った。多くの人混みで私は気づかなかったが,確実に秘密警察(公安)に監視されていたと思う。このときの模様は,'08年1/6の日記などでUP(クリックでジャンプ)している。  → 時事通信社「ミャンマーで邦人記者拘束=APF代表、取材で国境越えか」  → msn産経ニュース「ミャンマーで日本人拘束か APF通信代表、ツイッターで「見ていて下さい、長井さん」  長井さんの時は,その行動は状況を考えると大いに無謀で問題があったが,ビルマ軍に非があった。  しかし,今回は総選挙に関わって,マスコミ関係者は入国禁止。山路氏は,タイのメーソット~ビルマのミャワディーを小舟で越境しようとしたようだ。山路氏の「入るな!と言われれば、逆にどんな手段を使ってでも入り,取材し伝えるのが私たちの仕事。見ていて下さい,長井さん!」…??  事情があっても,これは明らかな違法だ。ビザも取得していないようだ。まあ,マスコミ関係は,一切下りないが。拘束されても仕方ない。  現在,タイ~ビルマ間で,国境が開いているのは,タイのメーサイ~ビルマのタチレクだけだ。山路氏が越えようとしたタイのメーソット~ビルマのミャワディーは,ふだんなら越境できるが,7月から閉鎖されている。表向きは,タイ側の護岸工事の影響で,ビルマ側の河岸が侵食されるというのに反対してだが理由だが,実際は違う。  国境警備隊への編入を拒否した民主カレン仏教軍(DKBA)に対するビルマ軍政の掃討作戦の問題があるのだ。それは,総選挙が絡んでいるようだ。  そのミャワディーは,この前にUPしたところだ。これは雨季で水量が多いが,乾季は少ない。  現在は越境禁止だが,少し外れの港からは地元民が夜に小舟でそっと渡っている。物資を運ぶトラックも堂々と止まっているようだ。それに乗じたか?  ふだんなら,それも可能かも知れないが,今は選挙で超厳戒態勢だ。それは,無茶や!!万が一入るなら,何週間も前に入っているべきだ。この辺りが,本当にこの国について勉強していたのか??素人の私でもわかる!  ふだんは,この橋を通って越境できる。マスコミは,タイの「メーソート」と書いているが,現地では「メーソット」でないと通じなかった。  ミャワディーの街角。ミャワディーへの越境は,'07年5/1の日記などでUP(クリックでジャンプ)している。  山路氏は,いずれ解放されるだろうが,今回の件で2度と入国許可は出ないやろな…  今日の総選挙は即日開票だが,結果が判明するまで数日かかるという。さて,どうなるのか!?    ↓ はげみになります。 本当によいと思われた方,クリックをお願いします!!  ↓2つのブログランキングに参加しています。クリックするだけでOKです。よろしくです。ぜひぜひお願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村>アジア旅行と海外旅行にエントリーしています。  ※ 画面が完全に出るまでに戻ると,カウントされないことがあります。 クリックで,本サイトへ! 本サイト

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