アジアを旅しよう!2号館 from ミャンマー

2013/04/27(土)11:55

バングラデシュでビル崩壊…

バングラデシュ(18)

 先日,バングラデシュの首都ダッカ郊外の町でビルが崩壊して,死傷者が多数,まだ閉じ込められている人も多くいるという事故があった。72時間が過ぎ,生存者が気になる… →msnサンケイニュース「ビル崩壊の死者300人超 バングラデシュ」 ↑ 画像は,ロイターのサイトより引用。  地震が多く,さらに火山列島の日本では,ビルなどの建物の基礎には鉄骨を使っていることが多い。それでも,長い年月を経ると老朽化して危ないなどと言われる。  しかし,アジア各国では相当な高層ビルでも鉄筋コンクリートのみということが多い。特に大陸は地震が少ないためだと思うが,実際には地域によって違いはあるが大地震は起こっている。  このことは,以前にもUPしている。 →「鉄筋コンクリートのみで建てるビルたちinアジア」(クリックでジャンプ)  少し形を変えて,再々UPだ。  以前から,鉄筋コンクリートのみの建て方は気になっていた。今の仕事の前の前の仕事が,建築関係だったので,あちこちの現場で働いていた(ただし内装屋だが)ので,余計に気になるのかも知れない。  バングラデシュへ行ったのは,’04年8月。もうずいぶん前になってしまった。  ダッカのビル    レンガむき出し    右向こうの2件のビルは,上に増築している。  鉄筋が上に伸びているが,鉄骨は無し。壁は,レンガをコンクリートかモルタルで固めていく。  これは,チッタゴンで撮った。小さいビルと大きいビルでは柱の太さは違うが,基本的に同じように造っていく。鉄骨など一切無しで,鉄筋を上へ上へと伸ばしていく。つまり,鉄筋コンクリートのみだ。  このような工法は,日本では橋脚や体育館の柱ぐらいではないか?  枠を支えているのは,竹だ。  これは,コックスバザールで見た,施設。鉄筋の入れ方も,アバウトだ…  でも,これでも大きな問題はない。アジア各国では,これでふつうなのだ。  他国を見てみると…  ラオスのルアンナムターで。これが,家の骨組み。まあ,こんな家は,富裕層の家になる。  壁はレンガ。これは,カンボジアのシソポンで。  この家は,レンガの上には何も塗装していない。こういったしっかりとした家に住めるのは,一部の金持ちだけだ。まだ上に増築できるように,鉄筋が伸ばしてある。   このように建てるのは,当たり前なのだが,地震がないと言っても何とも気になってしまうのだが… タイのムクダーハーンで。  ミャンマー(ビルマ)のヤンゴン。10階建てのビル。造り方は,同じく。  タイのパタヤーにできた超大型商業施設の「セントラル・フェスティバル」。上は,ヒルトンホテルだ。  これは,建設中。鉄筋だけで,鉄骨は無い。  下の施設が先行開業した。  マレーシアのクアラルンプール。この一時期世界一高いビルであった「ペトロナス・ツインタワー」はどうかと言えば,鉄骨は一切使わず,軽量で高強度コンクリートで造られている。高さ452mの88階建てだ。  造ったのは,タワー1が日本のハザマである。タワー2は韓国のサムスン物産。しかし,タワー2は建築後から傾きや倒壊の話があって,テナントも少ないのだとか…  こんな超高層ビルでも,鉄骨が入ってないのである。    地震がなくても,やはり鉄骨が入っていた方が安心する。ただ,もし鉄骨を入れたら,コストがかなりかかるだろう。そんな余裕はないやろな。初東南アジアの頃から,建築現場を通りがかると,いつも気になって見ている。  中国,四川省の地震も気になる。いろんな事情があっても,国際支援を断るとは…メンツより人命なのでは??前回の教訓も,ほとんど生きてなかったようだし。  ↓ はげみになります。 本当によいと思われた方,クリックをお願いします!!  ↓2つのブログランキングに参加しています。クリックするだけでOKです。よろしくです。      ぜひぜひお願いします! 人気ブログランキングへ にほんブログ村 アジア旅行と海外旅行にエントリーしています。  ※ 画面が完全に出るまでに戻ると,カウントされないことがあります。 クリックで,本サイトへ! 本サイト

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