地雷・不発弾いろいろ…
前回のカンボジアの話の関係で…カンボジア各地では,いまだに地雷が数多く埋まっていることは,みなさんご存じだろう。 観光客が多く行くところは撤去完了のところが増えてきたが,まだまだ途方もないぐらいの地雷が埋まっている。 地雷と同じく不発弾も恐怖となり得る。これは,カンボジアだけでなくラオスでも同じなのだ。 今日は,画像が中心だ。既に今までにUPした画像がほとんどだ。詳しい内容は,過去にUPし日記にリンクから行っていただきたい。 地雷や不発弾の問題は,これからもずっと課題になっていくものだ。同じものを何回UPしても多すぎるとことはないだろう。 カンボジアで,地雷があり未撤去のところには「DANGER MINIES」の札がある。これは,うちわにされてしまっていた。北部のバッタンバンだ。('07年4/9の日記)ほか 子どもたちに案内されて入った薮の中に…「おいおい!!」いきなりの恐怖,焦った… '00年12月。シェムリアップより北東へ約50kmのクバール・スピアン。駐車場から約40分ほど山を登る。その頃のガイドブックには載ってなかった(見落としただけ??)ので,知らぬが仏だったが,山道からそれると地雷があるらしい!最新版でも書いてあるので,当時はもっとあっただろう。全く知らずに,あちこちにそれながら登ったのだ! さらにバイクタクシーで行った。これも,結構危ないらしい…('06年7/28の日記) シェムリアップには,「地雷博物館」がある。前回,行かなかったので,いつの日にかぜひ行ってみたい。 ところ変わって,ラオス… ラオスには,インドシナ・ベトナム戦争当時に300万トンという莫大な数の爆弾が落とされた。それが,現在,多数の不発弾として残っている。カンボジアの地雷は有名だが,ラオスの不発弾の問題は,意外と知られていない。年間100人ぐらいの死傷者が今でもあるのだ。 北部のジャール平原には,多数のクラスター爆弾が落とされた。その跡は,しっかりと残っている。クラスター爆弾が実戦投下されたのは,じつはラオスが世界で最初である。('07年5/25の日記) ジャール平原には,カンボジアの「地雷危険」と同じような看板がある。('07年6/6の日記) 上空から見るとクレーターのようで小さき見えるが,実際はこんなに大きい。 これが,地中に埋まっていて,踏むと爆発する。地雷と同じだ。爆撃機から投下された薬莢の中には野球のボールぐらいの小爆弾が詰まっている。さらに小爆弾の中にはパチンコ玉ぐらいの鉄球が無数に入っている。これが地上で爆発して飛び散るのだ。 あちこちに薬莢が置いてある。ボール爆弾と言われ,通称「ボンビー」だ。 大きさはいろいろあるが,私が泊まったゲストハウスに置かれていたもの。私は約170cmだ。 爆弾は,ほかにもいろいろなものがある。 不発弾は,あちこちの家にふつうに置かれている。 上に乗って遊ぶ無邪気な子どもは,その昔の悲劇を知らない… 小爆弾は,ちゃんと再利用されている。灰皿だ。 ボール爆弾の薬莢は,家の塀になっている。 ネギが植えてある。 家(倉庫)の柱になっている。 泊まったゲストハウス(KongKeoゲストハウス)の門柱やプランターとして使われている。 食堂兼ロビーの囲炉裏になっている。 ラオスでは,人々が逞しく,爆弾の薬莢などを使って生活をしたり,鉄屑を売って生計を立てている。 また,ボール爆弾の悲劇を多くの人々に知ってもらい,少しでも多くの不発弾を撤去しようとがんばっている団体がある。 一見のんびりしたように見える国でも,過去の遺物によって何の罪もない人が悲劇に遭っている。地雷は,カンボジアだけでなく,アフガン,アンゴラ,イラク,ベトナムなど世界79カ国に埋まっている。不発弾も,世界各国に埋まっている。 ほとんどが手作業で行われている。テロや戦争などを含めると,真の平和は,いつ来るのだろう… 1位などは狙ってません。でも,上位に近いと目につきやすいので,少しでも多くの人々に訪問していただけると思っています! ↓ はげみになります クリックをお願いします!! よろしくです!! ↓2つのブログランキングに参加しています。クリックするだけでOKです。よろしくです。ぜひぜひお願いします!人気blogランキングへ海外旅行とアジア旅行にエントリーしています。 ※ 画面が完全に出るまでに戻ると,カウントされないことがあります。クリックで,本サイトへ!本サイト