断崖の頂上に!シーギリヤ・ロック
この前,長瀬智也らが出ている発泡酒のCMで放映中止の騒ぎがあったのを知っている人も多いと思う。 映像を合成しているとは言え,「国の文化遺産で酒盛りをする内容のCMは受け入れられない」ということだ。さらに,撮影許可にも問題があったようだ。→「アサヒ発泡酒CMを中止 スリランカで遺跡撮影に批判」(クリックでジャンプ) で,騒動になったスリランカのシーギリヤ。’06年や’08年にUPしたが,内容を整理して,またUPする。 時は,’03年12月。 スリランカのシーギリヤ。ジャングルの中に,突然大きな岩山がある。シーギリヤ・ロックと呼ばれている。まあ,岩山自体はめずらしくない。しかし,今から1500年ほど前,この切り立った岩山の頂上,つまり地上195mの高さに,たった11年間,王宮があった。狂気の城とまで言われる。複雑な経緯があるので,知りたい方は調べて下さい! 1875年に英国人が1400年間眠っていた中腹にある壁画を発見したらしい。 こんな岩山の頂上にあったのだ。首が痛くなるような高さ。この上に,登るだけでもたいへんだ。ましてや建築の資材を運ぶとなると… 登り口だ。大きな岩の下に,石の階段がある。英語を話す小学生ぐらいの少年がついてきた。 岩肌にへばりつくように急な階段がつけてある。しかも,強い風が吹き付け,かなり疲れる。しかも怖い。高所恐怖症の人は,確実に無理だろう… 人の大きさから規模を想像していただきたい。場所によっては鉄製の螺旋階段(画像真ん中)もある。1938年に英国が付けたらしい。 時々,こんなとこに来ると,ちょっと安心する。目線が変なので,ぼかした(^_^;) 下を見ると… 中腹には,美女のフレスコ画という壁画がある。 もとは,500人ほどが描かれていたらしいが,今は18人しか残っていないらしい。 今は,ある程度しっかりとした階段があるが,その前は竹のハシゴだったらしい。もっと昔は,岩を削った急な階段があるのみであったようだ。 さらに上がると,意外や広場になっている。ちゃんと飲み物も売っている。即買った!ヘトヘトやし…しかし,ここまで運ぶのはたいへんだろう! ここには,猿もいた。一生,岩山から降りないのではないか??下界を知らずに,風とともに生きているんだろう。 エサをもらう。人には慣れているようだ。と言うか,自分たちで獲るエサはあるのか?? この岩からさらに上がるが,ここはライオンの入り口と言われる。岩が,ライオンの足になっている。もとは,頭などもあったらしい。 こういう所は,休憩場所になる。 頂上に辿り着くと,宮殿跡がある。風化して,建物は残っていない。こんなところに住んでいたのだ。身を守るためとは言え,ふつうでは考えられない王だったのだ。 王のプール。こんなところにも,ちゃんと水があるのだ。 頂上から見たところ。下に見えるのは,水の広場。王の淋浴場がある。周りはジャングル。 確か,上の池と下の池は,つながっていたと思う。すごい話だ! トカゲがいた。草など緑はあるが,先祖代々住み着いているのか? カメレオン?? 急な階段の連続,どこへ行っても強い風。かなり疲れた…ついてきた少年は,ガイドをして生計を立てている。チップも払った。他国でもそうだが,こういう所にいる子どもたちは,多くが英語を話せる。独学で覚えるようだ。 今だったら,もっといろんな写真を撮ると思うが,当時としては,かなり多く撮った方だ。 ここは,しんどいけど本当に行く価値がある。スリランカへ行った際は,ぜひ行くことをお薦めする。 ↓ はげみになります。 本当によいと思われた方,クリックをお願いします!! ↓2つのブログランキングに参加しています。クリックするだけでOKです。よろしくです。 ぜひぜひお願いします!人気ブログランキングへにほんブログ村 アジア旅行と海外旅行にエントリーしています。 ※ 画面が完全に出るまでに戻ると,カウントされないことがあります。クリックで,本サイトへ!本サイト