カテゴリ:美味しい食べ物
広東地域は気候が湿っぽくて暑くて、植物の種類が多いので、広東人の先祖は山とか海とかで様々な虫を捕まえて、肉とかタンパク質を補給します。虫を食べるのが好きなのは広東地域の一部分で、それは先祖代々の習慣からです。
(砂虫の煮込みスープ) 朝5時ぐらい起きて、退潮の砂浜の中でミミズみたいな虫を探しに行きます。この虫の歴史は人類の歴史よりもっと長いです。砂の中で生息しているので、地元の人は「砂虫」といいます。 広東の湛江は中国で海岸線が長い都市で、草潭镇のこの海は湛江で1番大きい砂虫の産地です。毎日退潮した後は、7千平方メートルぐらいの砂浜が現れます。この砂浜では毎年100万Kg以上の砂虫が育ちます。 砂虫は砂浜の下40センチメートルぐらいに隠れています。砂虫の餌は何でしょうか?海砂についている微生物を摂食して生きるそうです。砂の中に小さい穴を開けて、普通はその穴の中で生きています。砂虫が穴から出てきたら、魚とかカニとかに食べられてしまう大きい危険があります。砂虫が穴から出てくると言うのは環境が大きく変わったことを表します。環境に敏感なので、汚染が進むと砂虫はだんだん少なくなりました。捕獲量を維持するため、最近では砂浜に幼虫を撒くことを並行して行っています。1平方メートルあたりに25匹ぐらい撒きます。8ヶ月後、幼虫は大きくなって人々の食卓に運ばれました。 砂虫を掘るには結構手間が掛かる仕事なんです。1キログラムの砂虫を掘ると、大体20元の給料が支払われます。この砂浜の捕獲量からすると、1年で2000万元以上の給料が支払われています。このあたりでは約1000人ほどがいつもこの仕事で生活を送っています。例えば、10年ずっとこの仕事をしている人は、4時間をかけて、4キログラム位の砂虫を掘ることができます。 このミミズみたいな虫は本当に食べられるのでしょうか?おいしいでしょうか? 他地域の人の目から見れば、虫を食べるのはなんか不思議ですよね。でも、湛江人からみれば、砂虫はおいしくて栄養が豊富です。地元民は先祖代々この砂虫を食べて生活を送っています。客を招待する時も砂虫を出します。地元民はどうやって砂虫を料理するのでしょうか?一度見てみたいですね。 まず、水で砂虫を洗いましょう。竹篦で砂虫の表と裏をひっくり返します。1端の小さい尻尾(中に砂が入っているから)を手で切ります。それからお湯を沸かして砂虫を入れて、もう一度洗います。 いろいろ作り方があるそうです。例えば炒め物、煮込みスープ、砂虫のお粥、揚げ物とか。 ニンニクと春雨を一緒に蒸すのは地元のありふれた作り方です。味付けは塩少しだけです。1番難しいのは火加減で、強くなると、砂虫は縮まって、爽やかでシャキシャキしてる食感が失われます。火が弱くなると、生臭い味を取り除くことができません。砂虫はタンパク質が豊富で、特別な旨味とニンニクの味を一緒に混ぜて、春雨はスープを吸って美味しいです。<emoji code="a008" /> 新鮮な砂虫を干して、長い時間保存できます。10キログラムの新鮮な虫で1キログラムの干し虫が作れますので、干し砂虫の値段は高いです。 (干し砂虫の揚げ料理) ↓↓↓ポチッとしてくれると嬉しいな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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もう少し、正しく文法を活用できるようになるといいですね。
(2016年04月09日 00時54分49秒)
日本語めちゃくちゃうまいですね。多種にわたる内容をこれほどのレベルで書けるのはそういません。すばらしい!!!
(2016年04月28日 14時19分34秒)
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