テーマ:リコール情報(26)
カテゴリ:自動車評論
日産自動車で、無資格者が完成車検査を行っていたという問題。
現時点での状況は「日産自動車(株)の型式指定自動車の完成検査に係る不適切な取扱いについて」という平成29年9月29日付けの国土交通省のPress Releaseが詳しいです。 http://www.mlit.go.jp/common/001203896.pdf 日産への指示の一つに「4. 不適切な完成検査の過去からの運用状況等、事実関係の詳細を調査し及び再発防止策を検討し、一ヶ月を目処に報告すること。併せて型式指定に関する業務全般の法令遵守状況等を点検すること」があります。この「過去からの運用状況等、事実関係の詳細」の報告が見所ですねw たいして調べてもいないと思われるのに約121万台という台数を日産自動車社長が示しました。「この台数にしましょう」と役員会で決めたのでしょうねww このような事件については、国土交通省と自動車メーカーとの馴れ合いで結論ありきの調査結果になるんです。例えば2005年の無手続き公道試験問題の件は正に馴れ合いでした。 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/09/090520_.html http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/09/090520/01.pdf 創業以来、数限りなく行われてきたきた無手続きの公道試験が、わずか数件行われていただけであったという報告で済まされてしまうというw 世の中はこういうものだと思いますが、庶民としては巨大組織はズルイな〜と思うのであります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.10.04 10:44:06
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